昔話(130)-アルカロイド(19)-ドラッグ(15)

連合軍は、ドイツ軍兵士の
異常な強さと士気が異常に高い事に驚き、
その理由を調べました。

そして、その原因が、
覚醒剤という事が分かったので、

第二次世界大戦当時には、
連合国軍と枢軸国軍の双方で、
戦車、航空機や潜水艦の搭乗員を中心に、
士気向上や疲労回復の目的で用いられました。

ちなみに、
連合国側では主に覚醒剤「アンフェタミン」が、
使用されていたそうです。


連合国のポスターに、仕事が大変なパイトットには、
「アンフェタミン」と書いてあります。

1940年、日本軍は、
「メタンフェタミン」の効果を見て、
導入を決め、製薬業者に生産させ、
特攻隊などの兵士には「突撃錠」、
軍需工場労働者には「猫目錠」と呼んだ、
覚醒剤「メタンフェタミン」製剤の支給を開始しました。

特攻隊が自爆攻撃できたのは、
覚醒剤「突撃錠」があったからとも言われています。

「メタンフェタミン」の注射薬は、
「暗視ホルモン」と呼ばれ、
アメリカの「ボーイング社」が、
開発した大型の主力爆撃機
B-29の迎撃にあたる夜間戦闘機隊員に、
投与されたそうです。

ちなみに、
B-29の日本本土空襲は、
日本の戦い続けるという気持ちを、
喪失させた要因の1つだそうです。


日本を焼け野原にするため、爆弾を落としまくるB-29

「突撃錠」を飲んだ、
『黒鳥四朗』少尉と『倉本十三飛』曹長は、
夜間戦闘機「月光」に搭乗し、本土防空戦の時、
1945年4月15日は、B-29を、2機撃破し、
1945年5月25日は、一晩で、
B-29を、5機撃墜、1機撃破し、
2日間で計8機を撃破しました。

その後、戦果を記念して、
『黒鳥四朗』と『倉本十三飛』の乗機である
「月光ヨ-101」に、整備員たちが、
4月15日と5月25日の2日間で、
8機のB-29を墜落させた事を記念して、
米軍の星印に矢が刺さっているイラストを、
8個描いたそうです。


『黒鳥四朗』少尉(左)と『倉本十三飛』曹長(右)
「月光ヨ-101」に8個の星印

ちなみに、
覚醒剤「突撃錠」の投与効果について、
『黒鳥四朗』は、
「眠気がなくなり、冷静な判断力とひらめき、
恐怖心の抑制が、得られたが、

夜間の視認性は向上せず、
全体的にさほど影響はなかった。」と述べました。

ちなみに、その後、『黒鳥四朗』少尉は、
活躍を認められたので、中尉に昇進しましたが、
覚醒剤の副作用の
手や鼻が自分の目に飛びこむような幻覚や、
微熱、目眩、食欲の減退など、
40年近く悩まされたそうです。

ちなみに、
危険という事で、
ドイツで規制された1941年以降も、
日本では、その情報を知っていましたが、
「メタンフェタミン製剤」、「アンフェタミン製剤」を、
次々に、発売しました。

日本の動物薬の話で、
同じような話がありますが、
当院は使用していませんが、
現在もまだ、使用している動物病院もあるので、
詳しい話は、オフレコで…。(続く)
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