昔話(116)-アルカロイド(5)-ドラッグ(1)

ケシの原産地は、地中海東部沿海地方で、
ケシの「アルカロイド」の
「アヘン」の作用は、古代から知られていて、

紀元前3400年頃には、
メソポタミアでケシが、
栽培されていたと考えられています。

世界最古の記録は、
紀元前3000年頃のメソポタミア文明の
シュメール人の粘土板だそうです。

そこには、ケシの栽培方法、ケシ汁「アヘン」の採集方法、
精製方法、効能について、記載されていてるそうです。

ちなみに、シュメール人は、
ケシを「歓喜、至福をもたらす植物。」と
呼んでいたそうです。 

紀元前2000年頃のメソポタミアでは、
粘土板に200種類を超える
植物性の「アルカロイド」が、
記録されているそうです。

そこには、ケシの効果についても、
記録されていました。

紀元前1550年頃の
古代エジプトの医学書「エーベルス・パピルス」には、
「アヘン」と他のハーブとの混合方法も書かれ、

「子供が泣く時は、
ハエの糞のペーストにケシ汁を混ぜたシロップを与えたり、
乳首にケシ汁を塗って、吸わせると良い。」と書かれていて、
鎮痛や睡眠のために、
ケシ「アヘン」を広く用いていたそうです。

現在でも、
アフガニスタン北部に暮らす一部のトルクメン人は、
むずがる赤ん坊にアヘンを飲ませて、
静かにさせているそうです。

ちなみに、
古代エジプトの女神『イシス』は、
太陽神『ラー』の頭痛を治すため、
「アヘン」を用いたそうです。

「アヘン」は、ギリシャ神話でも出てきます。(続く)
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