昔話(111)-抗癌剤(3)-ノーブル(3)

弟『口バート』は、何かあるかもと思い、
あきらめず、
試しに、ラットの腹腔内に大量に投与すると、
白血球が低下し、感染症で死亡したそうです。

癌研究者である『口バート』は、
血液中の白血球の生産を抑える成分は、
癌に活用と出来ると考え、

葉の成分は、血液の癌の白血病の治療に
使えるかもしれないと考えたので、
新たに雇った化学者と協力して、

1958年、抗癌作用をもつ成分を抽出し、
抗癌剤に新しい歴史が刻まれるような、
大発見となりました。

そして、「ビンブラスチン」と命名しました。

『口バート』は、さらに、同じ植物からやはり
抗癌効果をもつ別の成分「ビンクリスチン」も
分離しました。

これらの薬は、まもなく有力な抗癌剤として、
使用されるようになりました。

『クラーク』は、またもや、
世紀の大発見にすれ違ったので、
自分の不運を嘆いたそうです。

反対に、ビックリする位、
運が良い男の話を後日…。

ちなみに、
癌細胞の有糸分裂を阻害する「ビンクリスチン」は、
現在も使われていて、
動物病院では、よく知られている抗癌剤です。(続く)
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