昔話(108)-糖尿病(48)-治療の歴史(16)

2014年、
ハーバード大幹細胞研究所の
『ダグラス・メルトン』教授らは、
様々な細胞に分化する能力をもつ幹細胞に着目し、
マウスで、iPS細胞やES細胞から、β細胞を作成し、
大量に培養するのに成功しました。

そして、
糖尿病のマウスに、

培養したβ細胞を移植すると、
すぐにインスリン分泌を開始し、
174日にわたり機能し、
血糖値を正常範囲に維持し、
高血糖の症状が改善したそうです。

ちなみに、『ダグラス・メルトン』教授は、
両生類の研究者でしたが、
息子と娘が、Ⅰ型糖尿病になったので、
すい臓の細胞再生専門に転換し、
根治する治療法を開発しようと決意したそうです。

糖尿の権威『リチャード エリオット』博士は、

「Ⅰ型糖尿病の治療において、
重要な前進となる歴史的な成果だ。

実用化するまでにまだ数年が必要であるにしても、

糖尿病の治療を根底から変える可能性がある。

研究の今後の進展から目を離せられない。」と言いました。

そして、発病前の予防や早期先制医療も大切です。

カイコと血糖降下作用についての話がありますが、
後日、カイコの話をしますので、
詳しくは、その時に…。

糖尿病は、初期状態では、
あまり特有な症状は、ありません。

症状が出た後では、
障害の悪化・進行を防ぐだけになるので、
症状のあまりない初期段階で、
見つけて、早期の治療が大事です。

糖尿病に限らず、日頃の観察と悪くなる前の、
動物病院での早めの健康チェックをお願いします。(続く)
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