記事一覧

糖尿病(47)-治療の歴史(15)

ブタの十二指腸粘膜抽出物の液体を、
糖尿病患者に投与すると血糖低下作用が、
あることが発見され、

さらに、調べていくと、
食事をすると小腸が刺激されて、
消化管ホルモンが分泌される事が分かりました。

その、
消化管ホルモンの中には、膵臓のβ細胞を刺激して、
インスリンの分泌を、
増加させる働きを持つものがある事も分かりました。

これらのホルモンを総称して、
「インクレチン」と呼んでいます。

「インクレチン」は、
「インスリン」が分泌されるβ細胞の減少を防いだり、
再生させることも分かり、

糖尿病の新しい治療薬として、
インクレチン製剤が出来ました。

従来の糖尿病薬とは異なり、
インクレチン製剤は、血糖依存性に作用するため、
インスリン分泌を増加させる働きは、
血糖値が、80mg/dL以下では起こらないので、
低血糖を起こす危険性が低いそうです。

また、
中枢神経に作用し食欲を抑制するため、
体重維持・減少にも有効だそうです。

β細胞の機能を保護する作用も示されています。

グルカゴン分泌を直接的に抑制するだけでなく、
そのパラクリン分泌も抑制することにより、
食後高血糖を抑制することが可能です。

しかし、現在、インクレチン製剤は、
ネズミでは、β細胞を再生させますが、
人間には、完全にと言いえませんが、
ある程度は効果があります。

他に期待される治療として、
β細胞や膵臓の移植やiPS細胞による、
再生医療です。(続く)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事

プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

検索フォーム