昔話(99)-糖尿病(39)-治療の歴史(7)

もう一つのタイプは、
ムクムクと太って、健康そうに見えますが、

何かしらの原因で、
インスリン分泌の低下と
インスリンに対する細胞の感受性の低下により、

細胞が糖分を活用できない、
「インスリン非依存性(Ⅱ型)」があります。

アメリカでは、
「非依存性」タイプを、
一見、健康そうに見える位、
外見が太っていて幸せに見える事と
治る可能性がある事から、
「ハッピー糖尿病」と呼ぶそうです。

猫では、Ⅱ型の「ハッピー糖尿病」がいるので、
体重コントロールと食事療法で、
状態をコントロール可能あるいは、
治る可能性があります。

原因は、
インスリン分泌低下をきたす遺伝的因子と

過食、肥満、運動不足、
ストレスなどの生活習慣と加齢が、
関係している場合が多く、

血中にインスリンは存在するのですが、

肝臓や筋肉などの細胞が、
インスリンに対する反応が鈍くなり、
糖がうまく取り入れられなる事により起こります。

日本人の糖尿病の90%以上は、
Ⅱ型と言われています。

犬では、Ⅱ型はほとんどいないのですが、

猫では、Ⅰ型もⅡ型もいます。

ちなみに、
一般的に「生活習慣が悪かったので、
糖尿病になりました」と言う場合は、
このⅡ型です。

肥満ネコは理想体重のネコに比べて、
4倍も糖尿病になりやすく、
ネコの体重が1kg増えると、
インスリン感受性が30%低下するそうです。(続く)
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