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糖尿病(35)-治療の歴史(3)

18世紀のスコットランド軍医『ジョン・ ロロ』は外科医ですが、
糖尿病の治療で有名です。

『ロロ』は、『ドブソン』の血液も甘いという報告で、
「高血糖と尿糖」が、解決すべき問題であると考えました。

『ロロ』は、「糖尿病は胃の病気であり、
糖は、胃で野菜から作られる。」と考えたそうです。

そのため、
「野菜をなくす。低炭水化物食にする。」という
食事療法を考えました。

そして、
最初にその治療をしたのは、
1777年、エジンバラの織工の糖尿病患者で、
色々な所で、半年治療していたのですが、
どこに行っても治らず困っていましたが、
『ロロ』の食事療法で、改善しました。

当時、Ⅰ型糖尿病は、
平均余 命6ヶ月の致命的な病気でした。

『エリザベス・ヒューズ』のような、
Ⅰ型糖尿病患者に、
フレデリック・アレ ン医師の考案した
「飢餓療法(炭水化物をほとんど含まない
400kcal/日の食 事)」が適用されて、
極端な低カロリー食で、

寿命を数ヶ月か1-2年、
まれに3年延ばしましたが、

結局は致命的な疾患でした。

しかし、
食事制限の低炭水化物食事療法は、
19世紀を通じて糖尿病の標準治療でした。

ただし、当時、
一般人は、食べ物が豊富に、
手に入ったわけではなかったので、
糖尿病はそれほど多くなかったようです。

ちなみに、(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

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