昔話(95)-糖尿病(35)-治療の歴史(3)

18世紀のスコットランド軍医『ジョン・ ロロ』は外科医ですが、
糖尿病の治療で有名です。

『ロロ』は、『ドブソン』の血液も甘いという報告で、
「高血糖と尿糖」が、解決すべき問題であると考えました。

『ロロ』は、「糖尿病は胃の病気であり、
糖は、胃で野菜から作られる。」と考えたそうです。

そのため、
「野菜をなくす。低炭水化物食にする。」という
食事療法を考えました。

そして、
最初にその治療をしたのは、
1777年、エジンバラの織工の糖尿病患者で、
色々な所で、半年治療していたのですが、
どこに行っても治らず困っていましたが、
『ロロ』の食事療法で、改善しました。

当時、Ⅰ型糖尿病は、
平均余 命6ヶ月の致命的な病気でした。

『エリザベス・ヒューズ』のような、
Ⅰ型糖尿病患者に、
フレデリック・アレ ン医師の考案した
「飢餓療法(炭水化物をほとんど含まない
400kcal/日の食 事)」が適用されて、
極端な低カロリー食で、

寿命を数ヶ月か1-2年、
まれに3年延ばしましたが、

結局は致命的な疾患でした。

しかし、
食事制限の低炭水化物食事療法は、
19世紀を通じて糖尿病の標準治療でした。

ただし、当時、
一般人は、食べ物が豊富に、
手に入ったわけではなかったので、
糖尿病はそれほど多くなかったようです。

ちなみに、(続く)
スポンサーサイト

Comment

Leave A Comment