昔話(94)-糖尿病(34)-治療の歴史(2)

2世紀頃のシリアの『アルキゲネス』は、
麻薬を勧めました。

当時、糖尿病は腎の病気と考えられていたので、

アヘンなどの麻薬には、腎の消炎作用があるとされ、
20世紀の初頭まで、アメリカの内科学の教科書にも、
糖尿病の一治療法として、
麻薬のアヘンも推奨されていました。

麻薬には、血糖を下げる力はありませんが、
そのの作用で食欲が低下し、
食べなくなることで、
血糖が改善していたと考えられています。

西洋人で初めて尿を舐めた『ウィリス』は、
「牛乳、米、石灰水、粘調度の高い食品、

そして、工業材料として用いられてますが、
現在では、人体に対して毒性の疑いがあると言われている、
半金属のアンチモンと麻薬」を使っています。

血液が甘いと言った『ドブソン』は、
「できる限り多く食べると、
肉と力が尿に出てしまうのを補う。」と言っています。

7世紀の唐(中国)の『孫思邈』の著書「千金方」では、
「如何なる薬ではでも治らないが、
酒と塩分、小麦粉などの炭水化物を、
止めれば治る。」と記述しています。

しかし、どれも、
大きな効果は、期待できないものでした。(続く)
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