昔話(85)-糖尿病(26)-バンティング(16)

『チャールズ・E・ヒューズ』の娘『エリザベス・ヒューズ』が、
1918年に、1型糖尿病を発症したそうです。

当時、糖尿病の一般的な治療法である
飢餓療法で治療していましたが、
状態は悪くなる一方でした。

そして、
『エリザベス・ヒューズ』が、
糖尿病の最先端の治療薬が出来たと聞いたので、
トロントにやって来ました。

そして、
製品化したインスリンを、
世界で最初に注射した糖尿病患者になりました。

あと3日で15歳になるところでしたが、
極度にやせ衰えていて、
身長152cm、体重20kgしかなく、
死の直前状態でした。

ところが、
インスリン治療を開始したところ、
すぐに尿糖が消失し、
毎週1kgずつ体重は増えたそうです。

そして、
数か月後にはすっかり元気になり、
死にかけていたのが、
嘘のように健康的な体になり、
映画や旅行にも出かけられるようになりました。

飢餓療法を指導していた
元のかかりつけ医師が、トロントを訪れ、
久しぶりに『エリザベス』に見た時、
その驚異的な回復ぶりに、
驚嘆したそうです。

ちなみに、『エリザベス』は、
73歳で亡くなるまでインスリン注射を続け、
法律家として活躍したそうです。

その事を感謝して、『チャールズ・E・ヒューズ』が、
手助けをしたのでした。

そして、
1923年1月23日に、米国特許が認められました。(続く)
スポンサーサイト

Comment

Leave A Comment