昔話(81)-糖尿病(22)-バンティング(12)

その後、『ベスト』は、
大量の需要にも応えられるように、
抽出技術を工夫しましたが、
うまくいきませんでした。

すると、
米国の国際的な製薬会社の、
「イーライリリー社」から、
支援の申し出がありました。

その後、「イーライリリー社」で、
非常に純粋なインスリンの生産に成功しました。

ちなみに、
『バンティング』と『ベスト』は、その抽出物に、
島細胞を意味する英語に因んで
「アイレチン」と命名していましたが、

『マクラウド』が、

「素人は知らないかもしれないが、
名前を付ける時は、ラテン語だ。」と言って、

1922年5月に
島を意味するラテン語の「インスーラ(insula)」に因んで、
「インスリン(インシュリン)」と改名し、
アメリカ内分泌学会で発表したそうです。

その後、『マクラウド』は、

「この発見報告は、
研究経験の豊富な自分が行う。」と言って、

論文や講演を数多く発表し、

その中で、「『バンティング』と『ベスト』は、
自分の指揮下で行った。」と言っていました。

「イーライリリー社」は、
『バンティング』と『ベスト』の考えた
「アイレチン」という商品名で、販売しましたが、
正式名称としては、
インスリンと呼ぶようになったそうです。

アイレチン
1923年に発売された「イーライリリー社」の「アイレチン」

死の病の糖尿病に対して、
インスリンの効果は絶大で、
奇蹟の薬と言われるようになりました。(続く)
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