長寿と不老不死の動物たち

 ひさしぶりに、手塚治虫先生の
「火の鳥」を読んで長寿、不老不死について
思い出した。

 長生きの動物といえば、カメ。

キャプテンクックがトンガ国王に
送った188歳のホウシャガメのトゥイ・マリラ(Tui Malila)や
(写真はイギリス王室とトンガ王室とそのホウシャガメ)


189歳のアブラルタゾウガメが有名だが、
(非公式では、Addwaityaの250歳。)


それ以上に長生きの動物といえば貝。

数年前、英バンゴー大学がアイスランド沖から
507歳と推定される8.6cm位の
アイスランド貝の近縁の貝を発見した。


ちなみに、調査中に死亡したので、
調査しなければ、
もっと長生き出来たかもしれません。

アメリカに棲むザリガニで
ケイヴ・クレイフィッシュ(Orconectes australis)は175歳。
洞窟に住み、食事は数ヶ月食べなくても生きていける。
ちなみに性成熟に100年かかるそうです。




北大西洋に生息するサメの
ニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)は、
体長6-7mで、1年に成長するのは約1cmだそうです。

脊椎動物としては最も長寿で、
その推定寿命は、
何と、約400歳だそうです。

ちなみに、メスの性成熟するのに、
150年かかると推測されています。



泳ぐ速さは、遅く時速1kmなので、
「世界一のろい魚」と言われています。

体が大きく、
エサになりそうなものであれば、
何でも口に入れるので、
胃の中からトナカイやホッキョクグマや
アザラシの骨が、
見つかった事もあるので、
危険なサメとされますが、
人の泳げない低温海水域に分布しているので、
直接害に及ぶことは無いと言われています。

泳ぐのが遅いので、
寝ている所を捕食していると考えられています。

肉に毒があるので、焼いて毒抜きしないと
食べられないそうです。

肝臓は肝油などに利用され、
アイスランドでは、元バイキングの食べ物だった、
臭いので有名な発酵食品「ハウカットル」の素材にもなるため、
年間約3万頭が、捕獲されているそうです。

上には上がいるもので、
南極海には、水温が低いので、成長が遅い為、
1550歳の海綿が生きているそうです。


植物だと、日本では縄文杉が有名ですが、

長生きで有名なのは、
推定年齢4700歳のブリスルコーンパイン。



最近もっと長生きの植物がスウェーデンで発見された
ドイツトウヒ…推定年齢9550歳。


600年程で幹は枯れるのだが、
根本は生きていて、新しい幹が生えてくる。

植物が長生きなのは根の組織が老化しないためらしい。


でも、もっとスゴイのが
不老不死の動物。

それが、ベニクラゲ 学名:Turritopsis nutricula。

ベニクラゲの研究をしていた
レッチェ大学のボエロ博士は、

学生がクラゲの世話を忘れ、
長時間世話をしていなかったので、

全滅してしまっただろうと思って
見てみると、
クラゲの死体は見あたらず、
生まれたばかりの姿になって
よみがえっていたのです。

その後、調査すると、
地中海と、日本のベニクラゲが
不老不死と言う事が、
分かりました。

また、学名「Turritopsis dohrnii」やヤワラクラゲ学名「Laodicea undulata」というクラゲも
不老不死という事が分かりました。


「Turritopsis dohrnii」を
世界各地で調査したしたところ、
遺伝子が同一だったそうです。

老化や飢餓や体にダメージを受けると、
死を待つ代わりに、
すべての細胞が未成熟の状態になり、
若返る。

死亡するのは
捕食される時と病気の時のみ。

でも、記憶は無くなるので、
蘇っても新たな気分で生きていく事でしょう。

この仕組みを研究すれば、
癌の対策が発見できるかもしれないとの事なので、
誰かが、研究するのを期待しています。
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