昔話(74)-糖尿病(15)-バンティング(5)

そして、一週間後、
変性した犬の膵臓を摘出し、
そこから抽出した物を、
糖尿病の犬に注射すると、

血糖値が、200mg/dlから、
110mg/dlに低下したそうです。


左:『ベスト』と右:『バンティング』
そして、膵臓を摘出された後、インシュリン投与で、
約3ケ月生きた犬の「No.33 愛称『マージョリー』」。



その後、2頭の犬でも同様の降下を認めました。

しかし、
抽出したその物質は、混雑物が多く、
人に投与するには、
純度を高めたり、高濃度の精製が必要と考えられたので、
改良すべき点が、いくつかありました。

『バンティング』は、予想以上の結果に気を良くし、
研究を続けるつもりで、
ウエスタン・オンタリオ大学の職を辞め、
医院も閉鎖して、研究に専念する事にしました。

実は、
『バンティング』が、医者になったのは、
糖尿病が関係していました。(続く)
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