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糖尿病(10)

1893年にフランスの解剖学者
『グスタブ=エデュアルド・ラゲス』が、

『パウル・ランゲルハンス』が、
発見した細胞から何らかの物質が、
分泌されていると提唱し、
発見者の名を残して
「ランゲルハンス島(膵島)」と命名したそうです。

1901年、
アメリカの病理学者『ユージン・オピー』が、
糖尿病患者の膵臓がランゲルハンス島が、
破壊されている事を発見しました。

ただ、ランゲルハンス島の作用機序や
何を分泌しているのかについては、
まだよくわかっていませんでした。

ちなみに、
「ランゲルハンス島」は、

魚類以外の脊椎動物では、
膵臓に、存在していますが、

魚類は、肝臓近辺に散在しています。

ちなみに、現在では、
「ランゲルハンス島」には、
α細胞(A細胞)、β細胞(B細胞)、δ細胞(D細胞)、
pp細胞の違う働きをする細胞塊がある事が、
分かっています。

α細胞からは、
血糖を高める「グルカゴン」というホルモンを分泌します。

β細胞からは、
「インスリン」が分泌され、
肝細胞、筋細胞、脂肪細胞に作用して、
血液中のグルコース、脂肪酸、
アミノ酸を取り入れやすいようにし、
グリコーゲン、脂肪およびタンパク質の合成に、
役だつと考えられています。

「インスリン」は、血糖値を低める働きがあり、
血糖値が高まると「インスリン」の分泌が促進されます。

だから、
β細胞の分泌が障害されると糖尿病を起こします。

δ細胞は、
「インスリン」や「グルカゴン」の分泌を、
抑制する「ソマトスタチン」というホルモンを分泌します。

「ソマトスタチン」を分泌する細胞は、
δ細胞だけではなく、脳の視床下部や
十二指腸粘膜の細胞にも存在します。

pp細胞は、
「膵ポリペプチド」というホルモンを産生し、
胃酸とかペプシノーゲンの分泌、胆汁分泌の促進、
腸管の蠕動運動の抑制にかかわるなど、
色々な生理作用があると言われていますが、
まだ確実な事は、分かっていないそうです。(続く)
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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

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