昔話(65)-糖尿病(6)- ミンコフスキーとメーリング(3)

『ミンコフスキー』の上司が、
糖尿病の大家『ベルナール・ノーナン』だったので、
『ミンコフスキー』は、糖尿病をよく知っていました。

この発見により、
膵臓と糖尿病の関係が分かりました。

『ミンコフスキー』は、
さらに、調べていく事にしました。

数頭の犬の膵臓を摘出すると、
数日後から尿糖が出現し、
多量の水を飲み、多量の排尿、
沢山の食べ物を食べるようになりましたが、
次第に痩せていって、衰弱し、
最後には死亡しました。

そして、
「糖尿病のイヌ」から「健康なイヌ」に輸血しても、
「健康なイヌ」は、糖尿病にはなりませんでした。

このことから、
「膵臓を摘出すると、
糖尿病が発症する。」という事が分かりました。

ちなみに、
『メーリング』の師匠『アドルフ・クスマウル』も、
糖尿病の大家で、糖尿病の関係で色々な発見をしましたが、
その影響で、
『メーリング』は、糖尿病に関心が高かったそうです。

しかし、その発見は、
『メーリング』が研究所不在の時に判明したので、
『ミンコフスキー』単独の業績とされました。

実は、『ミンコフスキー』が、
膵臓摘出手術をする200年位前に、
同じような実験が行われていました。(続く)
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