記事一覧

糖尿病(2)

最初に、欧米で患者の尿が甘いのを知ったのは、
英国国王『チャールズ2世』の主治医の
『トーマス・ ウィリス』です。

1674年、何を思ったか、
好奇心旺盛な『ウィリス』は、

患者の尿を舐めて、

「患者の尿は、
蜂蜜か砂糖で漬け込んだように、
素晴らしく甘い。」と言っています。

ただ、甘味は、糖を含んでいると考ず、
硫黄のせいだと考えたそうです。

ちなみに、
この甘さが糖だと発見したのは、
その100年後のイギリスの内科医
『マチュー ・ドブソン』です。

『ドブソン』は、糖尿病患者の尿を乾燥させ、
尿に甘さ物質が含まれていることを確認しました。

そして、尿ほどではないが、
患者の血も少し甘い事に気づきました。

糖尿病患者が痩せる理由を、
消化吸収物が栄養として利用される前に、
尿中に排泄されるためと考えました。

そのため、
糖尿病は腎臓ではなく、
胃で発酵されて甘さが産生されたと考え、
糖尿病は、胃の病気と判断しました。

その後、19世紀に細菌学研が盛んになりました。
そのため、「糖尿病の原因は感染」と考える人もいました。

19世紀「頭脳労働者に多く、
人ほど複雑な心を持たない動物は、
糖尿病が少ない。」と言われていたので、

糖尿病は、不安定な精神、
過剰な情欲と関連して発症すると考えられていました。

肝臓にブドウ糖のもとになる
グリコーゲンが存在することを発見した
『クロード ・ベルナール』は、
大脳第4脳室を刺激すると、
肝の糖産生が増加することを発見したので、

『ベルナール』は、「糖尿病は頭の病気」と考えました。(続く)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事

プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

検索フォーム