昔話(49)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(45)

『藤原顕光』の娘『延子』は失意のまま、
死亡したそうです。

『藤原顕光』は、
娘の死体を抱いて、
大声で泣き叫んだそうです。

その後、『藤原顕光』は、『芦屋道満』に命じて、
娘『延子』の遺髪を渡して、
『藤原道長』を呪詛し、
「法成寺」の事件が起きたそうです。

そして、『藤原顕光』は、死んだそうです。

その後、
『藤原道長』の娘『嬉子』は、
『後朱雀天皇』に入内し、妊娠したそうです。

すると、
『藤原顕光』と娘『延子』の怨霊が現れ、

『御産屋に必ず参りて見奉らん。
意訳:出産時に、来て苦しめてやる。』と
予告したそうです。

そして、『嬉子』は、
『親仁親王(後冷泉天皇)』を出産した時、

予告通り、
産屋に、『藤原顕光』と娘『延子』の怨霊が現れ、
さんざんに大声で罵りまく り、苦しめました。

そして、
『嬉子』は、出産後、間もなく、
都で流行していた「赤斑瘡(麻疹)」で死亡しました。

そのため、『藤原道長』は、
娘『嬉子』が、死んだ時、
放心状態になりました。

その後、
徐々に落ち着きを取り戻してからは、
娘『嬉子』の死を、きっかけに、
藤原摂関家による摂関政治が、
終焉に繋がって行くような気がして、
ものすごく焦り、不安になりました。

そして、
お抱えの陰陽師『中原恒盛』を、呼びました。(続く)
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