昔話(44)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(40)

『藤原道長』は、権力を手にしてから、
昔の面影はなくなり、

調子づいて、傲慢になり、
全ては自分のためにあると、
考えるようになりました。

事件の始まりの
『法成寺』の造設の時も、
材料が必要になれば、
羅生門、新泉苑、乾臨閣、
左右京職、穀倉院など
重要な施設からも、
勝手に礎石などを運び出したそうです。

そして、道筋にあった民家を、
当然のごとく解体し、その時に出た木材など、
使えるものは全て略奪したそうです。

その工事の為の作業員は、
近くにいた通行人を適当に500人位集め、
強制労働させたそうです。

他には、
自分の妻の外出の準備を、
手際よく進めることが、
出来なかったという理由で、
前摂津守『藤原方正』と
前出雲守『紀忠道』の2人の貴族を、
監禁し、処罰したそうです。

他には、
疫神怨霊を鎮める祭礼の『祇園御霊会』の時、
軽業、曲芸、奇術、物真似、人形まわし、
踊りなどをしていた散楽人が、気に入らなかったので、
従者に命令して、
衣装がボロボロになってしまう程、
暴行を加えたこともありました。

ちなみに、『藤原道長』の
嫡男『藤原頼通』は、
後継者として教育されて育ったので、
常識人でしたが、

それ以外の息子たちは、
甘やかされて育ったので、乱暴者でした。(続く)
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