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殺人のための細菌培養、『Henri Girard』

「近代細菌学の開祖」と呼ばれているフランス人の細菌学者『ルイ・パスツール』が、作製した狂犬病ワクチン接種により、世界で初めて命が助かった『Girard』と、同じ名前の『Henri Girard』は、1912-1918年に、細菌を使った殺人鬼として知られています。『Henri Girard』は、1875年にフランス生まれました。『Henri Girard』は、保険の外交員でしたが、「破天荒なパリジャン」と言われていて、派手で贅沢が好きで、愛...

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感染予防(2)-狂犬病(7)-ルイ・パスツール(10)-『Girard』に、初の狂犬病接種!ただし、承認前、厳重注意

『ルイ・パスツール』らが行った動物実験では、狂犬病の症状が、発症する前であれば、狂犬病のワクチン接種により、発症を防ぐ事が可能であることも、発見しました。1885年5月2日、パリに住む『Girard』が、狂犬病の犬に咬まれたので、病院に行きました。 担当した医師『Rigal』は、『Girard』が、狂犬病に感染したと診断し、狂犬病を研究している『ルイ・パスツール』に、意見を聞くことにしました。『Girard』は、意識はあ...

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感染予防(2)-狂犬病(6)-ルイ・パスツール(9)-動物実験取扱注意

『ルイ・パスツール』らは、研究の結果、狂犬病ウイルスの毒性は、犬から猿へ接種すると、伝播のたびに減少し、その後、犬、ウサギ、またはモルモットに、再び接種しても、それは減弱したままでした。しかし、病原性は、ウサギからウサギへ、モルモットからモルモットへ接種すると、病原性は、増加しました。『ルイ・パスツール』らは、当初、狂犬病ワクチンを、サルで、作製しようとしていましたが、サルが暴れたりして、取り扱い...

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感染予防(2)-狂犬病(5)-ルイ・パスツール(8)-獣医師『Pierre Victor Galtier』の活躍

獣医師『Pierre Victor Galtier』は、1846年に、フランスのロゼール県で、農民の子供として、生まれました。子供の頃は、勉強や規則が嫌いで、学校から、何度も逃げ出していましたが、祖母に預けられ、祖母から学業の大切さや面白さを教えられてから、改心し、学校へ行くようになり、勉強を一生懸命するようになったそうです。『Pierre Victor Galtier』の家は、貧しかったのですが、フランスのロゼール県では、貧しい学生に対...

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感染予防(2)-狂犬病(4)-狂犬病爆弾-吸血鬼伝説

1546年、イタリアの科学者『Girolamo Fracastoro』は、狂犬病が唾液中に存在する種子によって、伝染すると仮説を立てました。1650年、リトアニアのロケット研究の先駆者、砲兵将軍『Kazimierz Siemienowicz』は、南東部の国境地帯は、タタールなどと、長い間、常に、戦争状態だったので、戦争を終結させようとして、狂犬病の犬の唾液を入れた砲弾を、色々な条件を変えて、発射していたそうですが、当時の技術では、うまく...

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感染予防(2)-ルイ・パスツール(7)-狂犬病(3)

人が、狂犬病に感染すると、脳炎を発症し、幻覚が見えたり、水、風、光、音などの刺激に、ものすごく過剰に反応し、筋肉が激しく痙攣し、水を見るだけで、怖がり、最終的には、呼吸麻痺になり、死亡します50年頃のローマの医学者『アウルス・コルネリウス・ケルスス』が、狂犬病を発症すると、水を飲むと強い痙攣が起きて、水を飲めなくなり、水を飲むことを恐れたので、「恐水病」と名付けました。ちなみに、自分が、アメリカに...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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