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マタギから聞いた話(12)-忌み数

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた話を続けます。日本人は、古来より、言霊と言って、言葉に霊的な力があると信じてきました。特に、いつ死んでもおかしくない戦国時代に、この考え方が浸透し、「死」を連想する4や「苦」を連想する9などを、忌み数と言って、縁起が悪いので、避けられてきました。現在でもその考え方は残り、病院の入院室では、4号室というのは、ありません。また、日本の自動車のナンバープ...

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マタギから聞いた話(11)-秘密

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた話を続けます。その昔、Aさんが15歳になった、ある雪の日、父が、「今日からお前は、一人前のマタギになる。」と言いました。今まで、Aさんは、銃の取り扱い方や撃ち方、獲物の取り扱い方などは、練習をしていましたが、実際に山で猟をするのは、初めてだったそうです。そして、Aさんは、父に連れられて、山に行ったそうです。父と、2時間ほど無言で歩き続けた後、少し開けた...

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マタギから聞いた話(10)-声

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた話を続けます。マタギのKさんが、山小屋で休んでいた時、風も無いのに、急に天井がガタガタと揺れだし、机の上にあったコップも、ゴトゴトと動き始めたそうです。そして、「今回の猟は、豊猟だといいな。」と、背後から声がしました。その声は、Kさんのマタギ仲間の聞きなれたNさんの声に似ていました。振り向くと、誰もいませんでした。Nさんは、Kさんの幼馴染で、大親友で...

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マタギから聞いた話(9)-なした?

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた話を続けます。秋田の阿仁のマタギの集落には、熊の胆を求めてやってくる商人がいました。沖縄国際海洋博覧会が開催された1975年頃の話ですが、いつも来ている富山の薬商人が、マタギの家を一軒一軒回って、熊の胆などの熊関係の薬の材料を、買い付けに来たそうです。狭い集落なので、薬売りの動向は、誰でも知っていました。しかし、いつも全軒回ってから帰るのに、今回は...

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マタギから聞いた話(8)-川の主

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた話を続けます。マタギのAさんは、猟に出ない日は、毎日釣りをするほど釣りが好きで、イワナ釣りは名人と呼ばれる程、上手かったそうです。しかし、ある時、いつも行っている川で、片目のない40cmを超える大イワナを、糸が切れて、あと少しという所で、逃げられたそうです。その時、マタギのAさんは、くやしがり、いつか仕留めると心に誓ったそうです。その後、天候が不順が...

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マタギから聞いた話(7)-鳥海山(大物忌神)

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた話を続けます。鳥海山に伝わる古書には、「東北の空に大蛇が、2つ飛びゆき 鳥海の嶺に、下降した。」と書かれています。その昔、秋田と山形に跨がる「鳥海山(大物忌神)」は、国家を守り、穢れを清める神と考えられていました。鳥海山は火山ですが、噴火は大物忌神の怒りであると考えられたので、噴火の度、神階が授けられたので、正五位下から始まり、正二位まですすんだそ...

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マタギから聞いた話(6)-大きな者

マタギの語り部でもあるシカリのSさん親子から聞いた、マタギの話を続けます。その日、Aさんが、山に入ろうとした時、何となく「今日は何かありそうだ。」と思ったそうです。Aさんは、獲物が沢山獲れるのではと思い、ワクワクしながら山に入りました。しかし、獲物がいなくて、不猟だと思い、明日に備えて、山小屋で休もうと思い歩いていると、ズーズーと音が聞こえて来たので、その方向を見ると、軽トラック位の大きさのヘビが...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

短期間ですが、
オーストラリアなど
海外の複数の動物園や水族館で、
研修した事があります。
詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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