光る動物(13)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(6)

神獣部隊が、龍神『応龍』の元を訪れて、援軍になって欲しいと頼みました。龍神『応龍』は、『軒轅(黄帝)』の活躍を知っていたので、すぐにでも援軍に駆け付けたかったのですが、「天帝」の許可が必要だったので、許可をもらいに行きました。「天帝」は、龍神『応龍』に、「新しい時代に、『軒轅(黄帝)』が必要だ。『軒轅(黄帝)』の力になって、新しい時代を、築いてきなさい。」と言いました。そして、龍神『応龍』は、『軒...

光る動物(12)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(5)

火を取り扱うのが得意だった『炎帝』により、あっという間に、城が炎に包まれました。城兵たちがパニック状態に陥り、どんどん城兵たちの士気が低下しましたが、神獣部隊の誘導と消火活動により、城兵たちは、パニック状態から脱出する事が、出来ました。しかし、『炎帝』が取り扱う火は、神出鬼没に出火してきました。『軒轅(黄帝)』は、このまま行くと、兵士たちの限界が来て、士気が低下し、やがては、全滅すると思い、この先...

光る動物(11)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(4)

『炎帝』は、時代が動いている事に気が付かなかったので、まだ、みんなから尊敬されていると思い、何をやっても許されると考えていたので、たびたび周辺諸国を、侵略していました。『炎帝』の事を尊敬していた時代を知らない新興勢力の諸侯たちは、たまりかねて、『軒轅(黄帝)』に助けを求めてきました。『軒轅(黄帝)』は、『炎帝』に不満を持つ諸侯たちを吸収して、一大勢力を築きました。そして、旧勢力の『炎帝』と、新しい...

光る動物(10)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(3)

追い詰められた『炎帝』は、気が合わなかったのですが、背に腹はかえられぬという事で、中原を黄河流域勢力下におさめていた戦闘能力の高い有熊国部落の首領で、かつ華夏部族連盟の首領でもある『軒轅(黄帝)』に、援軍を要請しました。『軒轅(黄帝)』は、『蚩尤』が、民を虐げていた事と将来の自分の障害になると、苦々しく思っていたので、援軍を出しました。そして、『軒轅(黄帝)』は、戦いの分析をした結果、武器の違いが...

光る動物(9)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(2)

『炎帝(炎帝神農)』は、聖徳があって帝位につき、医薬と農業と火を司り、人々の生活を長い間、安定させていましたが、120歳になり、体が弱り、権勢の衰退が見られました。そのため、各地で、反乱が起こり、世の中は乱れました。混沌としていた中、中原の東方の戦の上手い九黎族の首領『蚩尤』が、新興勢力として、頭角を現してきました。『蚩尤』には、誰にも負けないほどの野心がありました。そして、『蚩尤』の兄弟は、72...

光る動物(8)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(1)

今から、光るカイコの話をしますが、まずは、その前に、カイコの飼育を語るためには、外せない『黄帝』について、話します。今から4-5千年前の中国の神話の時代、三皇(神)の治世を継ぎ、中国を統治した五帝(聖人)の最初の帝『黄帝(軒轅)(公孫)(姫軒轅)』が即位しました。『黄帝』は、中国の礎を築いた偉大な王で、多くの漢民族が崇拝し、現存する中国最古の医学書『黄帝内経素問』、『黄帝内経霊枢』の著者で、中国医...

これは?(37)-cockroach(3)

映画「スターウォーズ」に出てくる、惑星タトゥイーンに住む廃品回収業者のジャワを見て、あるゴキブリを思い出しました。それは、南米に生息しているゴキブリのLucihormetica luckaeです。Lucihormetica luckaeは、普通のゴキブリとは一味、違います。普通のゴキブリは一味違うLucihormetica luckaeは、何と…光ります。生息地域と発光体の位置と大きさから、防御目的のため、毒のある光るヒカリコメツキに、擬態していると考えら...

これは?(36)-cockroach(2)

ブラジルのセラードと呼ばれる草原地帯では、シロアリの一種のCornitermes cumulansが、巨大な塚をつくります。その塚は、雨期の最初の一週間だけ、夜間に緑色に鮮やかに光ります。それは、とても幻想的で、1度見れば、忘れられない風景です。この奇妙な現象は、昔から知られていましたが、何故かは分かりませんでした。保全生物学者『Kent H. Redford』が、1980年に、当時ハーバード大学の学生で、テングシロアリを食べるア...

これは?(35)-cockroach(1)

ゴムのおもちゃ?正面から見ると、もっと近づいて見ると、改めて上から見ると、この形は、もしかして…、そう、正解は、カマキリと共通の祖先のゴキブリです。実は、コオロギより繁殖力があり、ゴキブリより嫌悪感が少ないため、 爬虫類のペットのエサとして有名な、世界一美しいゴキブリと言われている、グリーンバナナゴキブリ( Panchlora nivea)です。メキシコから中央アメリカ、南アメリカの熱帯性気候の森林地帯に生息し、夜...

これは?(34)-青い棒と大きい虫

この青い棒みたいのは、何?近づいてみると、カマキリと同じ祖先のナナフシの仲間で、マダガスカルに生息するAchrioptera fallax と言います。キイチゴ、ラズベリー、ユーカリなどを食べるそうです。派手な赤い扇子みたいな羽を持っています。しかし、美しいのは成体のオスだけで、幼虫やメスは、地味です。左:オス 右:メスメスも赤い扇子みたいな羽は、オスと同じ。メスの方が大きく、体長はオスで約13cm、メスで約20cmで...

これは?(33)-カマキリとナナフシとゴキブリの共通点?-mantis(12)

英語で、カマキリを「Mantis」と言いますが、これは、ギリシャ語の「Mantidae」に由来し、占い師、預言者、僧侶という意味だそうです。両腕をあわせ折りたたむ姿勢と下半身を覆う長い翅が、長いローブを羽織り祈りを捧げる僧侶のように見える事から「Praying Mantis(祈る僧侶、預言者)」とも呼ばれているそうです。日本でも、前脚を持ち上げて、待ち伏せする姿が、祈っているように見えるので、おがみ虫と呼ぶ地方もあるそうです。...

これは?(32)-輝く虫(6)

沖縄に住んでいる時に見た事のある、日本のチョウとしては最大級のタテハチョウ科のオオゴマダラ( Idea leuconoe)の蛹は、金色に輝いています。ゆっくりと羽ばたきフワフワと飛ぶ事と、羽の模様が新聞紙が、風に舞っているように見えることから、沖縄では、新聞蝶と呼ぶ人もいました。沖縄では、平地から山地まで生息し、季節を問わず繁殖するので、通年見ることが出来ますが、冬は少な目です。ちなみに、沖縄県の宮古島市や石垣...

これは?(31)-輝く虫(5)

世にも美しい昆虫として有名なのは、ホウセキゾウムシ。タテスジホウセキゾウムシ(Eupholus cuvieri)や、ショーエンヘリーホウセキゾウムシ(Eupholus schoenherri)やロリエホウセキゾウムシ(Eupholus loriae)や、Pachyrrhynchus tayloriやPachyrrhynchus congestusなどなど…。そして、輝く虫は、まだいます。(続く)...