記事一覧

日露戦争(24)-正露丸(4)

日露戦争後の1908年に「クレオソート丸」に名称が戻るまで、正式名称は、「征露丸」でした。その後、第二次世界大戦後、国際信義上「征」の字を使うことには、好ましくないとの行政指導があり、大幸薬品株式会社は、ラッパのマークの「正露丸」と改められたそうです。しかし、奈良県の日本医薬品製造株式会社だけは、現在も「征露丸」の名前で販売を続けているそうです。その後、1946年に、大幸薬品の創業者『柴田音治郎』...

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日露戦争(23)-正露丸(3)

ちなみに、クレオソートは、2種類あります。まずは、ブナやマツなどの原木を乾留して得られる木タールを精製した淡黄色透明の液体の木クレオソート(日局クレオソート)は、正露丸の主成分で、医薬品となります。そして、木クレオソートとは、製法・成分の異なるクレオソート油(石炭クレオソート、工業用クレオソート)があり、これは、石炭を乾留する際に副生成物として得られるコールタールを蒸留した黒褐色の液体で、防腐剤と...

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日露戦争(22)-正露丸(2)

日本の軍隊では、兵士の死亡原因が、日清戦争で、戦死より、不衛生な水源による伝染病による病死の方が多いという事に悩まされた日本軍は、感染症の対策に取り組んでいたそうです。陸軍軍医学校の教官『戸塚機知』三等軍医正は、1903年にクレオソートが、チフス菌に対する著明な抑制効果を持つことを発見しました。ドイツ医学に傾倒していた『森林太郎(森鷗外』)ら陸軍の軍医たちは、チフス以上に多くの将兵を失う原因となっ...

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日露戦争(21)-正露丸(1)

日露戦争で、流行した薬と言えば、征露丸(正露丸)が思い出されます。正露丸の主成分の木クレオソートは、1830年にドイツ人化学者『カール・ライヘンバッハ』が、ヨーロッパブナの木から、木タールをつくり、それを精製して、作り出しました。その後、木クレオソートは、殺菌作用や防腐効果があると考えられ、化膿症の治療や外用消毒薬、食肉の防腐剤、鎮咳剤、肺炎や肺結核、その後、胃腸疾患の治療に使われるようになり、ア...

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日露戦争(20)

1904年、日露戦争が始まるとすぐに、ロシア正教会は国を挙げて、日本に天変地異が起こるように、呪詛したそうです。しかし、日本に、天変地異が起きず、ロシアは、敗戦しました。その後、1923年、関東大震災が発生し、日本は、甚大な被害を受けました。そして、ロシアの宗教家たちや物理学者たちは、集まって、長い間話し合った結果、祈祷してから19年後に関東大震災が起きたので「神は、我々のいる場所から、19光年離...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

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