カラス対策

最近、東京都では、絶滅危惧種の渡り鳥コアジサシをカラスから守るため、ミツバチの巣箱を置く実験を始めた。黒色のものを攻撃するというハチの特性をいかし、卵やひなを狙うカラスを近づかせないのが狙い。ミツバチを飼うようになってからはカラスを見かけなくなったという。現在、この場所のコアジサシの巣は約2万匹のミツバチによってパトロールされているという。 大森山動物園勤務時代、カラスが、展示動物の毛をむしったり...

昔話(151)-高峰譲吉(20)-日米の懸け橋(3)

無理がたたったのか、『高峰譲吉』が、体調を崩したので、静養することにしました。すると、そこへ『渋沢栄一』が、お見舞いに来ました。『高峰譲吉』は、「アメリカに渡って30年、せめて老後は、日本の風景に抱かれて暮らしたい。」と言うと、『渋沢栄一』は、涙を流しながら、「君の気持は、痛いほど分かる。しかし、日本は、危機的な状況下にあり、日米関係改善は、日本にとって、最大課題となっています。でも、日米関係改善...

昔話(150)-高峰譲吉(19)-日米の懸け橋(2)

『金子堅太郎』は、『渋沢栄一』から、アメリカに行ったら、『高峰譲吉』に、会うように勧められていたので、訪ねました。その時、『金子堅太郎』は、「日米関係が良くなるように、日本の良いところを、周知のほど、よろしくお願いします。」とお願いしました。『高峰譲吉』は、「ロシアは、アメリカの独立戦争や南北戦争で、アメリカを援助したので、アメリカ国民の8割は、ロシアに好意を持っています。日本には、関心が無い人が...

昔話(149)-高峰譲吉(18)日米の懸け橋(1)

『高峰譲吉』は、ジアスターゼなどの発見などによって巨万の財を得て、小さな池ではなく、湖があるような大豪邸に住んでいたそうです。1904年、日露戦争が始まりました。日本は開戦当初から、長期決戦では、日本の国力が持たないので、アメリカの介入による講和を期待し、『セオドア・ルーズベルト』米大統領とハーバード大学の同級生で、親交のあった『金子堅太郎』を、派遣しました。ちなみに、第26代米大統領『セオドア・...

昔話(148)-高峰譲吉(17)-アドレナリン(4)

『エイベル』が見つけた「エピネフリン(アドレナリン)」発見を、祝う行事の準備段階の一環として、1974年、『エイベル』の実験が、いかに優れていたかを、証明するための比較として、『上中啓三』が残していた実験記録と『エイベル』の実験記録を検証した結果、残念な事に、『エイベル』の主張が、まったく的外れであっただけでなく、『上中啓三』の方法では、「アドレナリン」は、結晶化しましたが、『エイベル』の方法では...

昔話(147)-高峰譲吉(16)-アドレナリン(3)

実験で、片目と片腕の自由を失っていた『エイベル』は、『高峰譲吉』が、死亡した5年後の1927年、突然、「アドレナリンの生成に成功したのは、自分の方が先で、『高峰譲吉』たちが、「アドレナリン」発表前に、自分の研究室を訪問した時に、盗作したものだ。」と主張し始めました。当時、アメリカの白人社会では、人種差別は、当たり前だったので、黄色人種の活躍に、強い拒否反応を持つ人が多かったそうです。そのため、『エ...

昔話(146)-高峰譲吉(15)-アドレナリン(2)

アメリカ合衆国のジョンズ・ホプキンズ大学の『ジョン・ジェイコブ・エイベル』は、血液がアミノ酸を含むことを発見し、腎臓病の治療に用いられる透析への道を、開いた事でも知られています。『エイベル』は、『高峰譲吉』と『上中啓三』から少し遅れて、ヒツジの副腎から、「アドレナリン」と同じ物質を分離し、「エピネフリン」と名付けました。ちなみに、「アドレナリン」は英語、「エピネフリン」はギリシア語で、副腎という意...