昔話(121)-アルカロイド(10)-ドラッグ(6)

1451年にインドのラジャスタン州で生まれ、牛飼いだった『Guru Jambheshwar(Shree Guru Jambeshwar Bhagwan)(Jambho ji)』が、1485年、34歳の時、悟りを開いて、ヒンディー教を基本に、独自に発展させた教義をつくり、「ビシュノイ」を設立したそうです。そして、各地を説法して、行脚したそうです。その教義に賛同した人々が、集まり、共同生活をしたそうです。その人々を、「ビシュノイ」と言うそうです。現在、イ...

昔話(120)-アルカロイド(9)-ドラッグ(5)

20世紀初めまで、アヘン、モルヒネ、コカインなどの覚醒剤には、中毒性や精神障害などの副作用があるという事は、分からなかったので、あらゆる病気を治す奇跡の薬と言われ、使われていました。 だから、多くのメーカーが、「我社の製品には、コカインやアヘンが含まれています。」と宣伝していました。例えば、『コカイン歯痛ドロップ』 コカインは、歯痛や頭痛用の薬として使われ、また、ぐずる子供を「より良い」気分にさせ、...

昔話(119)-アルカロイド(8)-ドラッグ(4)

南米のアンデス文明では、紀元前1200年ごろから、慢性硬膜下血腫や精神病などの治療のため、頭蓋穿孔術が行われていたそうです。頭蓋骨を分析した結果、頭蓋の手術跡の治癒過程の骨もあるので、術後、平均して数年から十数年程度、生きていたと考えられていますまた、頭蓋穿孔術は、また、高度な外科手術で、熟練も要したので、練習したと考えられる骨も見つかっています。頭蓋穿孔術の時、「コカの木(コカ)」の「アルカロイ...

昔話(118)-アルカロイド(7)-ドラッグ(3)

英語でアヘンの事を、「opium」と言いますが、これは、古代ギリシア語 「opion」から来ていて、「ケシの汁」を意味するそうです。古代ギリシャの戦士達は、戦争に疲れた時、「アヘン」を原材料とした苦悩を忘れさせる「忘却薬」をワインに溶かし、飲んだそうです。また、マケドニアの『アレキサンダー』大王は、兵士の疲れを癒す目的で、「アヘン」を持参したそうです。ちなみに、欧州では、「アヘン」は、経口で服用していました...

昔話(117)-アルカロイド(6)-ドラッグ(2)-ギリシャ神話(1)

ギリシャ神話に出てくる、医学の神『アスクレーピオス(アスクレピオス)(エスクラピウス)』の蛇の巻きついた杖は、医療・医術の象徴として、世界的に広く用いられているシンボルマークという事は、大学で習いました。『アスクレーピオス』の杖に、獣医(Veterinary)のVが付いたものは、獣医なら知っている獣医のシンボルマークです。ちなみに、以前、ギリシャに行った時、『アスクレーピオス』の土産物を購入しました。『アス...

昔話(116)-アルカロイド(5)-ドラッグ(1)

ケシの原産地は、地中海東部沿海地方で、ケシの「アルカロイド」の「アヘン」の作用は、古代から知られていて、紀元前3400年頃には、メソポタミアでケシが、栽培されていたと考えられています。世界最古の記録は、紀元前3000年頃のメソポタミア文明の シュメール人の粘土板だそうです。そこには、ケシの栽培方法、ケシ汁「アヘン」の採集方法、精製方法、効能について、記載されていてるそうです。ちなみに、シュメール人...

昔話(115)-アルカロイド(4)

「アルカロイド」を持つ植物は、医療ならびに、幻覚作用を利用した宗教的儀式や覚醒剤などの娯楽などで、古代からヒトによって使用されて来ました。また、植物のトリカブトやツボクラリンなどの、毒性アルカロイドは、古代から毒矢に使用されて来ました。ちなみに、ナツメグやキャベツの芯などには、微量の幻覚作用を起こす成分が含まれるので、通常食べる量なら全く問題ないのですが、ものすごく濃縮して、摂取すると危険だそうで...

昔話(114)-アルカロイド(3)

1950年代の北カリフォルニアの高原地帯で、目が1つで、上顎は極端に短く、下顎は、長い受け口の奇形の子羊が生まれました。しばらくすると、アイダホで視床下部と脳下垂体に異常があり、重い脳障害のある子羊が、生まれました。その後、奇形子羊の報告が多数ありました。その後、調査した結果、奇形した羊の母羊が、妊娠中に、コーン・リリーという「バイケイソウ」の仲間を、食べていた事が分かり、産まれた子羊の25%が奇...

昔話(113)-アルカロイド(2)

植物は、昆虫などの動物から食害されるのを防ぐために、苦味、有毒物質の「アルカロイド」を生産する能力を、進化により獲得したと考えられています。しかし、動物は、「アルカロイド」を解毒する能力を、発達させたそうです。しかし、アルカロイドを解毒できない場合、色々な障害が出る事があります。例えば、ジャガイモの芽に含まれている「アルカロイド(α-ソラニンとα-チャコニン)」が、有名です。他にも、2016年、長野県...

昔話(112)-抗癌剤(4)-ノーブル(4)-アルカロイド(1)

ちなみに、『口バート』が分析した植物は、日本でも良く知られている、初夏から晩秋まで、毎日の様に、花が咲く「日々草」でした。『口バート』が、発見した抗癌剤は、「日々草」に含まれていた「アルカロイド」でした。ちなみに、「日々草」には、10種以上の「アルカロイド」が、含まれていているそうです。「アルカロイド」とは、微生物、真菌、植物、両生類などに、含まれる塩基性を示す化合物の総称だそうです。これ以後、植...