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抗癌剤(3)-ノーブル(3)

弟『口バート』は、何かあるかもと思い、あきらめず、試しに、ラットの腹腔内に大量に投与すると、白血球が低下し、感染症で死亡したそうです。癌研究者である『口バート』は、血液中の白血球の生産を抑える成分は、癌に活用と出来ると考え、葉の成分は、血液の癌の白血病の治療に使えるかもしれないと考えたので、新たに雇った化学者と協力して、1958年、抗癌作用をもつ成分を抽出し、抗癌剤に新しい歴史が刻まれるような、大...

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抗癌剤(2)-ノーブル(2)

『クラーク』は、健康を害し、研究をする気力や体力が落ちていたので、弟の癌研究者である、『口バート・ノーブル』に、分析してもらいました。『口バート』が葉から成分を抽出して実験したところ、ラットでは血糖値が下がらず、糖尿病治療に効果が無い事が分かりました。『クラーク』は、それを聞いて、「もしかして、大発見になるかもと考えたが、はやり民間療法は、気休めだ。世紀の発見は、そんなに簡単には、出来るものではな...

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抗癌剤(1)-ノーブル(1)

『バンティング』の助手になる時に、『マクラウド』が優秀な学生として選び、『ベスト』と一緒にコイン投げをし、はずれた『クラーク・ノーブル』は、インスリンの世紀の大発見に、ギリギリのところで、 関与出来ませんでしたが、糖尿病やノーベル賞のニュース、『バンティング』や『ベスト』の名前を見るたびに、コイン投げをした日の事を思い出し、もし、自分が『バンティング』の助手になっていたら、今の人生は、どうなってい...

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糖尿病(50)-治療の歴史(16)

2014年、ハーバード大幹細胞研究所の『ダグラス・メルトン』教授らは、様々な細胞に分化する能力をもつ幹細胞に着目し、マウスで、iPS細胞やES細胞から、β細胞を作成し、大量に培養するのに成功しました。そして、糖尿病のマウスに、培養したβ細胞を移植すると、すぐにインスリン分泌を開始し、174日にわたり機能し、血糖値を正常範囲に維持し、高血糖の症状が改善したそうです。 ちなみに、『ダグラス・メルトン』教授...

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糖尿病(49)-治療の歴史(15)

ブタの十二指腸粘膜抽出物の液体を、糖尿病患者に投与すると血糖低下作用が、あることが発見され、さらに、調べていくと、食事をすると小腸が刺激されて、消化管ホルモンが分泌される事が分かりました。その、消化管ホルモンの中には、膵臓のβ細胞を刺激して、インスリンの分泌を、増加させる働きを持つものがある事も分かりました。これらのホルモンを総称して、「インクレチン」と呼んでいます。「インクレチン」は、「インスリ...

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糖尿病(48)-治療の歴史(14)

インスリン治療により昏睡をまぬがれても、罹病期間が長くなると網膜症、腎症、動脈硬化症が高頻度に現れてくる事が、明らかとなり、糖尿病治療の焦点は、昏睡との闘いから慢性合併症との闘いになりました。糖尿病の治療は、血糖値のコントロールが大切です。治療方法は、薬だけでなく、食事の影響を受けるので、食事管理が出来れば、投与するインスリンの量を、減らす事も可能です。糖尿病の治療薬には、インスリン注射や猫では内...

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糖尿病(47)-治療の歴史(13)-レビー小体と龍神(4)

『龍神』により、糖尿病を治療しようとした『近藤弘治』は、とても生々しい幻視や妄想がみえると言われている、レビー小体型認知症かもしれません。レビー小体型認知症は、医学者『小阪憲司』が発見し日本では、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症と並び三大認知症と呼ばれ、男性に多いそうです。レビー小体型認知症は、後頭葉に、病変が起こる為、主に視覚、そして、聴覚にも異常が起こり、実際にはいない人や動物や物体や亡...

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糖尿病(46)-治療の歴史(12)-レビー小体と龍神(3)

予想通り、男の子は、糖尿病の悪化で、糖尿病性ケトアシドーシスとなり、意識不明になり病院に緊急搬送されましたが、翌日、死亡したそうです。犬猫も、糖尿病性ケトアシドーシスで、運ばれてくる子がいますが、助かる場合もありますが、死亡する事も多いです。『近藤弘治』は、警察の取り調べに、「『龍神』である私が、信じている事を行っただけで、患者が死んだのは、信仰心が足りないからだ。」と本気で、容疑を否認しているそ...

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糖尿病(44)-治療の歴史(11)-レビー小体と龍神(2)

そして、『近藤弘治』は、男の子をしばらく見て、何の根拠があるのか知りませんが、「腹の中に死神がいるから、インスリン注射は、痛いだけで、意味が無いので、やめなさい。信仰心を強く持つ事。」と言ったそうです。そして、体の周囲に何本ものろうそくを立て、「悪霊退散!」と念仏を唱え続けたそうです。そして、持ってきた「龍神水」を飲ませ、栄養をつけるという名目で、大量のハンバーガーを食べさせたそうです。そして、注...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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