昔話(111)-抗癌剤(3)-ノーブル(3)

弟『口バート』は、何かあるかもと思い、あきらめず、試しに、ラットの腹腔内に大量に投与すると、白血球が低下し、感染症で死亡したそうです。癌研究者である『口バート』は、血液中の白血球の生産を抑える成分は、癌に活用と出来ると考え、葉の成分は、血液の癌の白血病の治療に使えるかもしれないと考えたので、新たに雇った化学者と協力して、1958年、抗癌作用をもつ成分を抽出し、抗癌剤に新しい歴史が刻まれるような、大...

昔話(110)-抗癌剤(2)-ノーブル(2)

『クラーク』は、健康を害し、研究をする気力や体力が落ちていたので、弟の癌研究者である、『口バート・ノーブル』に、分析してもらいました。『口バート』が葉から成分を抽出して実験したところ、ラットでは血糖値が下がらず、糖尿病治療に効果が無い事が分かりました。『クラーク』は、それを聞いて、「もしかして、大発見になるかもと考えたが、はやり民間療法は、気休めだ。世紀の発見は、そんなに簡単には、出来るものではな...

昔話(109)-抗癌剤(1)-ノーブル(1)

『バンティング』の助手になる時に、『マクラウド』が優秀な学生として選び、『ベスト』と一緒にコイン投げをし、はずれた『クラーク・ノーブル』は、インスリンの世紀の大発見に、ギリギリのところで、 関与出来ませんでしたが、糖尿病やノーベル賞のニュース、『バンティング』や『ベスト』の名前を見るたびに、コイン投げをした日の事を思い出し、もし、自分が『バンティング』の助手になっていたら、今の人生は、どうなってい...

昔話(108)-糖尿病(48)-治療の歴史(16)

2014年、ハーバード大幹細胞研究所の『ダグラス・メルトン』教授らは、様々な細胞に分化する能力をもつ幹細胞に着目し、マウスで、iPS細胞やES細胞から、β細胞を作成し、大量に培養するのに成功しました。そして、糖尿病のマウスに、培養したβ細胞を移植すると、すぐにインスリン分泌を開始し、174日にわたり機能し、血糖値を正常範囲に維持し、高血糖の症状が改善したそうです。 ちなみに、『ダグラス・メルトン』教授...

昔話(107)-糖尿病(47)-治療の歴史(15)

ブタの十二指腸粘膜抽出物の液体を、糖尿病患者に投与すると血糖低下作用が、あることが発見され、さらに、調べていくと、食事をすると小腸が刺激されて、消化管ホルモンが分泌される事が分かりました。その、消化管ホルモンの中には、膵臓のβ細胞を刺激して、インスリンの分泌を、増加させる働きを持つものがある事も分かりました。これらのホルモンを総称して、「インクレチン」と呼んでいます。「インクレチン」は、「インスリ...

昔話(106)-糖尿病(46)-治療の歴史(14)

インスリン治療により昏睡をまぬがれても、罹病期間が長くなると網膜症、腎症、動脈硬化症が高頻度に現れてくる事が、明らかとなり、糖尿病治療の焦点は、昏睡との闘いから慢性合併症との闘いになりました。糖尿病の治療は、血糖値のコントロールが大切です。治療方法は、薬だけでなく、食事の影響を受けるので、食事管理が出来れば、投与するインスリンの量を、減らす事も可能です。糖尿病の治療薬には、インスリン注射や猫では内...

昔話(105)-糖尿病(45)-治療の歴史(13)

『龍神』により、糖尿病を治療しようとした『近藤弘治』は、とても生々しい幻視や妄想がみえると言われている、レビー小体型認知症かもしれません。レビー小体型認知症は、日本では、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症と並び三大認知症と呼ばれ、男性に多いそうです。レビー小体型認知症は、後頭葉に、病変が起こる為、主に視覚、そして、聴覚にも異常が起こり、実際にはいない人や動物や物体や亡霊や生首や妖怪、妖精、龍な...

昔話(104)-糖尿病(44)-治療の歴史(12)

予想通り、男の子は、糖尿病の悪化で、糖尿病性ケトアシドーシスとなり、意識不明になり病院に緊急搬送されましたが、翌日、死亡したそうです。犬猫も、糖尿病性ケトアシドーシスで、運ばれてくる子がいますが、助かる場合もありますが、死亡する事も多いです。『近藤弘治』は、警察の取り調べに、「『龍神』である私が、信じている事を行っただけで、患者が死んだのは、信仰心が足りないからだ。」と本気で、容疑を否認しているそ...

昔話(103)-糖尿病(43)-治療の歴史(11)

そして、『近藤弘治』は、男の子をしばらく見て、何の根拠があるのか知りませんが、「腹の中に死神がいるから、インスリン注射は、痛いだけで、意味が無いので、やめなさい。信仰心を強く持つ事。」と言ったそうです。そして、体の周囲に何本ものろうそくを立て、「悪霊退散!」と念仏を唱え続けたそうです。そして、持ってきた「龍神水」を飲ませ、栄養をつけるという名目で、大量のハンバーガーを食べさせたそうです。そして、注...