昔話(57)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(53)

正妻の『源倫子』の子供たちは、順調に出世を遂げたのに対し、『源明子』の子供たちは、出世に限界がありました。そのため、『源明子』の子供たちは、『源倫子』の子『藤原頼通』の機嫌を取って、出世を図ろうとしました。『源明子』の子『藤原能信』は、それを良しとせず、機嫌を取るどころか、公然と『藤原頼通』と口論して、父『藤原道長』の怒りを買うこともあったそうです。そのため、『藤原能信』は、正二位権大納言以上には...

昔話(56)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(52)

『藤原道長』の妻は、数人いましたが、『藤原頼通』と『藤原教通』らの母『源倫子』と、『藤原能信』らの母『源明子』の2人を、特に愛し、『源倫子』には、男子2人、女子4人、『源明子』には、男子4人、女子2人それぞれ、6人づつ子供が出来ました。『藤原道長』の最初の妻『源倫子』は、当時の現職の左大臣『源雅信(『宇多天皇』の皇子『敦実親王』の子)』の娘で、『藤原道長』の出世の大きな助けになりました。それに対し...

昔話(55)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(51)

以前書いた通り、関白を巡って激しい政争が、『藤原伊周』と『藤原道長』の間に、繰り広げられていたそうです。その時、『藤原伊周』の母『高階貴子』の妹『高階光子』が、陰陽師の『円能』に命じて、呪詛事件を起こしたそうです。それが、いつの間にか、『藤原顕光』と『安倍晴明』と『藤原顕光』と『芦屋道満』の話に、なったそうです。そして、『藤原道長』、『藤原道長』の娘『彰子』、そして、『藤原道長』の孫『敦成親王(後...

昔話(54)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(50)

『藤原顕光』の祟りにより、色々悪い事が起きたと考えられたので、『藤原顕光』は、『悪霊左府』と呼ばれるようになったそうです。ちなみに、『藤原顕光』は、徳川四天王に数えられる『本多忠勝』、『徳川家康』の参謀『本多正信』の先祖だそうです。ちなみに、『本多忠勝』は、生涯57回の戦で、1度もかすり傷を負わなかったそうです。しかし、天下無双の『本多忠勝』は、小刀で彫り物をしていて、自分の名前を刻もうとした時、...

昔話(53)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(49)

平安時代、死は穢れとして、忌み嫌われていたので、天皇や一部貴族以外では、墓をつくらず、庶民も平安貴族も、破棄(風葬)が一般的でした。現在、京都の京都市東山区から西大谷に至る東山山麓は、八坂神社や清水寺、高台寺など人気観光スポットが集まる場所で、鎌倉時代には、京都を監視するための「六波羅探題」があり、重要な地域で、「六波羅探題」が出来る前は、平家の領地でした。しかし、昔は、その場所は、この世とあの世...