昔話(47)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(43)

『藤原道長』と、『芦屋道満』に依頼して、呪った張本人の従兄弟の『藤原顕光』の関係は、因縁が深いものでした。『藤原道長』の祖父『藤原師輔』が死亡した時、その子供達で、後継者争いがありました。長男『藤原伊尹』が、後を継ぎましたが、すぐに死亡しました。そのため、次男『藤原兼通』と三男『藤原兼家』の間に、後継者争いが行われ、次男『藤原兼通』が、勝ち、関白になりました。『藤原兼通』と、『藤原兼家』は、以前よ...

昔話(46)-藤原氏と陰陽師と天皇(42)

『藤原能信』の不良仲間の右近衛将監・『藤原頼行』が、強姦を企てたそうです。そして、『藤原頼行』の要請を受けて、『藤原能信』は、気が荒く、力自慢の従者を、加勢に派遣したそうです。しかし、ちょっとした事で、口論となり、武器を使った大喧嘩となり、従者は射殺され、強姦は、失敗したそうです。『藤原頼行』は、一旦検非違使に捕まったそうですが、これ以上の混乱を避けるため、すぐに、解放されたそうです。他には、不良...

昔話(45)-藤原氏と陰陽師と天皇(41)

ある時、『藤原道長』の六男『藤原長家』は、大納言兼右大将『藤原実資』との間に、トラブルが起きました。そのため、『藤原長家』は、『藤原実資』の従者の『紀元武』、『高扶明』を、拉致監禁しようとしました。しかし、『藤原道長』は、一流の学識人で、筋を通した態度を貫く『藤原実資』が、苦手だったので、もめたくなかったので、仲裁したそうです。『藤原道長』の子供たちで、特に、乱暴者として有名なのは、若い頃の『藤原...

昔話(44)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(40)

『藤原道長』は、権力を手にしてから、昔の面影はなくなり、調子づいて、傲慢になり、全ては自分のためにあると、考えるようになりました。事件の始まりの『法成寺』の造設の時も、材料が必要になれば、羅生門、新泉苑、乾臨閣、左右京職、穀倉院など重要な施設からも、勝手に礎石などを運び出したそうです。そして、道筋にあった民家を、当然のごとく解体し、その時に出た木材など、使えるものは全て略奪したそうです。その工事の...

昔話(43)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(39)

お気に入りの人を、官人にしたかったのですが、採用試験成績が悪かったので、試験を管理する式部省の『橘淑信』を拉致し、手心を加えるように迫り、合格させたそうです。ちなみに、普通なら拉致する時は、他人から見つからないように、隠して拉致するところを、『橘淑信』を歩かせて、堂々と拉致したそうです。ちなみに、この時は、『藤原道長』の父『藤原兼家』が、まだ、生きている時だったので、父『藤原兼家』から、やりすぎだ...