昔話(12)-藤原氏と陰陽師と天皇(8)

『安倍晴明』が、陰陽道に関する最古の書物『占事略决(決)』を書いていますが、その中に、『安倍晴明』がよく使役した式神( 識神、式鬼神)『12天将』について、記載されています。騰虵 火神 「巳」 炎に包まれ羽の生えた蛇朱雀 火神 「午」 南方を守護する六合 木神 「卯」 平和や調和を司る勾陳 土神 「辰」 金の蛇の姿、京の中心を守護する青竜 木神 「虎」 東方を守護する貴人 上神 「丑」 十二天将の...

昔話(11)-藤原氏と陰陽師と天皇(7)

陰陽師『安倍晴明』の地位を確立したのは、優秀な2人の息子が、いたからだと言われています。『安倍吉平』は、陰陽博士となり、地震を予知したそうです。『安倍吉昌』は、ついに安倍氏念願の陰陽道の最高地位の『陰陽寮』の長官の『陰陽頭』に任命され、明治政府により廃止されるまで、『安倍晴明』子孫の『土御門』家が担当され、陰陽道の主導権を握っていたそうです。『安倍』ではなく、『土御門』と名乗るようになったのは、室...

昔話(10)-藤原氏と陰陽師と天皇(6)

『安倍晴明』は、出世は遅く、40歳頃は『天文得業生』だったそうです。50歳頃、ようやく『天文博士』になり、その後、頭角を現したそうです。しかし、『陰陽頭』に就任することは無かったそうです。そして、『花山天皇』の信頼を受けるようになり、その後、『一条天皇』や『藤原道長』に信頼されたそうです。陰陽師として名声を極めた『安倍晴明』は、天文道で培った計算能力をかわれて、税収を把握・監査する現在の税務署に当...

火星から来たアリ

 アマゾンは常に新種が見つかる可能性が高い。2008年に、テキサス大学の学生が、ブラジルのマナウスで、新種のアリを発見した。 働きアリとみられる個体が1匹見つかっただけ。(この流れは、オーストラリアで、3匹見つかり、その後40年間見つからなかった幻の化石アリのアカツキアリに似ている。)DNA分析の結果、主要なアリの系統から1億年以上前に、分岐した種の唯一の生き残りであると分かった。 色白で目を持たな...

昔話(9)-藤原氏と陰陽師と天皇(5)

古代中国では、万物は、陰と陽の2つ気から出来ていて、2つが作用しあって物事が進んでいるという「陰陽説」、木と火は陽で、金と水は陰で、土はその中間に存在するとされ、その消長によって、全ての現象が起きているとする「五行説」が、ありました。それぞれ別の物でしたが、漢の時代に合体し、天変地異や人事吉凶を占う「陰陽五行説」となったそうです。その後、日本で、惑星、小惑星等の位置により占星術をする「天文暦法」と...