fc2ブログ

記事一覧

これは?(35)-cockroach(1)

ゴムのおもちゃ?正面から見ると、もっと近づいて見ると、改めて上から見ると、この形は、もしかして…、そう、正解は、カマキリと共通の祖先のゴキブリです。実は、コオロギより繁殖力があり、ゴキブリより嫌悪感が少ないため、 爬虫類のペットのエサとして有名な、世界一美しいゴキブリと言われている、グリーンバナナゴキブリ( Panchlora nivea)です。メキシコから中央アメリカ、南アメリカの熱帯性気候の森林地帯に生息し、夜...

続きを読む

これは?(34)-青い棒と大きい虫

この青い棒みたいのは、何?近づいてみると、カマキリと同じ祖先のナナフシの仲間で、マダガスカルに生息するAchrioptera fallax と言います。キイチゴ、ラズベリー、ユーカリなどを食べるそうです。派手な赤い扇子みたいな羽を持っています。しかし、美しいのは成体のオスだけで、幼虫やメスは、地味です。左:オス 右:メスメスも赤い扇子みたいな羽は、オスと同じ。メスの方が大きく、体長はオスで約13cm、メスで約20cmで...

続きを読む

これは?(33)-カマキリとナナフシとゴキブリの共通点?-mantis(12)

英語で、カマキリを「Mantis」と言いますが、これは、ギリシャ語の「Mantidae」に由来し、占い師、預言者、僧侶という意味だそうです。両腕をあわせ折りたたむ姿勢と下半身を覆う長い翅が、長いローブを羽織り祈りを捧げる僧侶のように見える事から「Praying Mantis(祈る僧侶、預言者)」とも呼ばれているそうです。日本でも、前脚を持ち上げて、待ち伏せする姿が、祈っているように見えるので、おがみ虫と呼ぶ地方もあるそうです。...

続きを読む

これは?(32)-輝く虫(6)

沖縄に住んでいる時に見た事のある、日本のチョウとしては最大級のタテハチョウ科のオオゴマダラ( Idea leuconoe)の蛹は、金色に輝いています。ゆっくりと羽ばたきフワフワと飛ぶ事と、羽の模様が新聞紙が、風に舞っているように見えることから、沖縄では、新聞蝶と呼ぶ人もいました。沖縄では、平地から山地まで生息し、季節を問わず繁殖するので、通年見ることが出来ますが、冬は少な目です。ちなみに、沖縄県の宮古島市や石垣...

続きを読む

これは?(31)-輝く虫(5)

世にも美しい昆虫として有名なのは、ホウセキゾウムシ。タテスジホウセキゾウムシ(Eupholus cuvieri)や、ショーエンヘリーホウセキゾウムシ(Eupholus schoenherri)やロリエホウセキゾウムシ(Eupholus loriae)や、Pachyrrhynchus tayloriやPachyrrhynchus congestusなどなど…。そして、輝く虫は、まだいます。(続く)...

続きを読む

これは?(30)-輝く虫(4)

南米に生息する糞虫、テイオウニジダイコクコガネ(Sulcophanaeus imperato)は、輝いています。糞虫は、日本にも、生息していて、日本のダイコクコガネ(Copris ochus )は、輝いてはいませんが、オスの頭部に角があり、黒くて格好良いです。でも、糞虫は、輝いたり、格好良くても、人気が出ないのは、動物の糞が主食だからだと思います。ミンダナオ島のアトラスオオカブト(Chalcosoma atlas)や、ニューギニアやオーストラリア...

続きを読む

これは?(29)-輝く虫(3)

日本の輝く虫は、カナブン(Rhomborrhina japonica)や、コガネムシ(Mimela splendens)やオオセンチコガネ(Geotrupes auratus auratus)サクラコガネ(Anomala daimiana)、そして、コガネムシ以外も、日本には、有名なヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)もいます。日本に生息するタマムシは、ルリナカボソタマムシ( Coraebus niponicus)、アオマダラタマムシ(Nipponobuprestis amabilis)、オガサワラタマムシ(Ch...

続きを読む

これは?(28)-輝く虫(2)

これ金細工?ブローチ?実は、オーストラリアに生息しているコガネムシのgold christmas Beetle(Anoplognathus aureus)で、オーストラリアのメルボルン動物園で、研修していた時に、学芸員に教えてもらいました。初めて見た時は、その輝きにビックリして、学芸員に大丈夫かと言われるまで、しばらくじっと見つめていました。でも、実物の輝きを見れば、時間を忘れて、誰でもじっと見つめると思います。裏も輝いています。でも...

続きを読む

これは?(27)-輝く虫(1)-mantis(11)

この輝くのは?東南アジアに生息するカマキリ界の中では一番美しいと言われているケンランカマキリ(ハンミョウカマキリ)( Metallyticus splendidus)と言います。カマキリの中でも特に原始的な種類で、ゴキブリとカマキリの祖先は同じで、ゴキブリに近いと言われていて、前胸が短く、樹幹を迅速に走り回る様子は、ゴキブリに似ているそうです。(続く)...

続きを読む

これは?(26)-透明?(4)-mantis(10)

カマキリは、研究者により数の開きはありますが、全世界で2千種前後と言われています。透明なカマキリを、八木山動物公園のK獣医の得意なマニアックな分野の情報を探していると、ついに見つけました。また、脱皮殻?でも、よくみると、Glass Mantisの脱皮風景でした。脱皮した後をよく見ると、今回は、脱皮殻ではなく、体が透明なカマキリGlass Mantis(Sinomantis denticulata)でした。中国に生息しているそうです。何と、体が...

続きを読む

これは?(25)-透明?(3)-蝶

透明な翅として有名なのは、メキシコから南アメリカ大陸にかけて、生息する約320種いるタテハチョウ科:マダラチョウ亜科:トンボマダラ族のトンボマダラチョウで、Greta andromica や、Pteronymia artena  など、トンボマダラチョウの仲間の多くは、翅が透明で、Dulcedo polita は、角度により、光を反射します。Cithaerias pireta も、角度により、光を反射します。このように、トンボマダラチョウの仲間の翅は、鏡のよう...

続きを読む

ジャンルランキング

ランキング

クリックすると、点が入るらしい

ランキング

最新記事 

カテゴリ

鳥 (4)
魚 (5)

プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

検索フォーム

月別アーカイブ