fc2ブログ

記事一覧

朝鮮半島情勢(1)-北朝鮮(1)

日本が、朝鮮半島を、統治していた時代、現在の北朝鮮の建国の父『金日成(金成柱)(キム・イルソン)』は、中国共産党指導下の抗日パルチザン組織の東北抗日聯軍に、身を投じました。1937年6月4日、東北抗日聯軍の第1路軍第2軍第6師・師長で、『金日成(キム・イルソン)』率いる部隊が、普天堡にあった駐在所、事務所、消防署に夜襲をかけ、日本人を殺害したりして、現在の価格で、約2億4千万円の損害を与えたそうで...

続きを読む

朝鮮半島情勢(2)-北朝鮮(2)

北朝鮮の『金日成(金成柱)(キム・イルソン)』は、朝鮮を統一したかったのですが、自力では無理と考え、韓国への侵攻時の援助を求めて、ソ連の『ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリン』を、訪れました。しかし、『ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリン』は、当時、唯一の核保有国だったアメリカとの全面戦争を恐れ、『金日成(金成柱)(キム・イルソン)』を、落ち着かせました。しかし、諦めきれない『金日成(金成...

続きを読む

朝鮮半島情勢(3)-北朝鮮(3)

核開発に成功して自信を持った『ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリン』は、『金日成(金成柱)(キム・イルソン)』の援軍要請に対して、「このような大事業には、大がかりな準備が必要だ。助ける用意はできている。」と言い始め、ソ連は、北朝鮮に大量の兵器を、秘密裏に提供し始めたそうです。第二次世界大戦直後から、ソ連は、中国東北部の旅順港を、日本に代わって支配していました。しかし、第二次世界大戦後、世界情勢...

続きを読む

朝鮮半島情勢(4)-朝鮮戦争(1)

1950年9月15日、日本に駐留していた約7万のアメリカ軍、日本の海上保安庁の特別掃海隊の約8千人などの連合軍が、韓国に上陸しました。ただし、反日感情が高い韓国人を刺激しないため、日本の参加は、秘密にされていました。1951年4月、日本が嫌いな韓国の大統領『李承晩』は、「朝鮮戦争の国連軍の中に、日本兵が入っているとの噂があるが、韓国を助けるという理由でも、日本兵がいるとしたら、我々韓国は、北朝鮮や...

続きを読む

朝鮮半島情勢(5)-朝鮮戦争(2)

北朝鮮はどんどん退却し、中国との国境付近まで追い詰められて行ったそうです。反撃を受けた『金日成(金成柱)(キム・イルソン)』は、『ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリン』に、援軍を求めました。しかし、『ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリン』は、矢面に立つことを避け、「勝利には、少しばかりの挫折や敗北は伴うものだ。北朝鮮は、アジアにおける帝国主義に対抗する解放運動の旗手だ。忘れないで欲しい。あ...

続きを読む

朝鮮半島情勢(6)-朝鮮戦争(3)

1950年10月、快進撃を続けていたアメリカ軍は、中国と朝鮮の国境に流れる鴨緑江に、約26万以上の中国兵が、集結しているのを見ました。その数に、アメリカ連合軍は、圧倒されました。当時のアメリカ兵は、「鳥の群れのような大軍が、押し寄せて来ました。最初に向かってくるのが、ラッパを吹いて攻撃開始の合図をする部隊、次に工具を使って、鉄条網を破壊する部隊が続き、さらに酒を飲んで勢い付いた部隊が、手榴弾を投げ...

続きを読む

朝鮮半島情勢(7)-朝鮮戦争(4)

そのため、アメリカは、無差別の空爆を行いました。当時のアメリカ空軍パイロットの『ロバート・ヴィージー』は、「民間人の犠牲は、常に頭の片隅にありました。しかし、これが正しいことだと信じていたのです。我々は韓国、そして、世界の民主主義を守っているのだ。」と、自分に言い聞かせ、72回の出撃で数百発の爆弾を、投下したそうです。ちなみに、朝鮮戦争では、太平洋戦争で日本に投下された爆弾の約4倍の、約67万トン...

続きを読む

朝鮮半島情勢(8)-朝鮮戦争(5)-北朝鮮(4)

朝鮮戦争で、死亡したのは、軍人では、アメリカ軍約4万5千人、韓国軍約6万5千人、その他の国連軍約3千人、中国軍は、約50万人、北朝鮮軍約40万人、そして、日本人、約57人。民間人では、韓国で約133万人、北朝鮮で約250万人だそうです。朝鮮戦争の時、どさくさに紛れて、独裁者を目指していた韓国大統領『李晩承』は、邪魔だった多くの人々を虐殺したそうです。韓国大統領『李晩承』の話は、後日…。1953年3...

続きを読む

朝鮮半島情勢(9)-北朝鮮(5)

『金正日(キム・ジョンイル)』総書記が、2代目指導者になった時、1代目指導者『金日成(金成柱)(キム・イルソン)』主席時代からの、古参幹部の取り扱いに困り、『金正日(キム・ジョンイル)』総書記に対する忠誠心を、調べるため、思想調査を深く行う、秘密警察組織「深化組」を創設したそうです。そして、『金正日(キム・ジョンイル)』総書記の側近『張成沢』が、「深化組」を指揮し、1995ー1998年にかけて、大...

続きを読む

朝鮮半島情勢(10)-北朝鮮(6)

そして、『張成沢』により、『金正恩(キム・ジョンウン)』が、党中央軍事委員会副委員長に推挙され、後継者としての地位が、確定したそうです。『金正恩(キム・ジョンウン)』の側近『崔竜海』、『趙延俊』、『黄炳瑞』は、『張成沢』と仲が悪かったそうです。そして、『金正恩(キム・ジョンウン)』は、『張成沢』は恩人ではありますが、『張成沢』の方が、カリスマ性があり、部下たちに食事や酒を振るまうなど気配りもし、人...

続きを読む

朝鮮半島情勢(11)-韓国(1)-『李晩承』(1)

反日に荒れる韓国は、朝鮮戦争などで国内が荒れていたので、1960年代まで世界最貧国だったそうです。しかし、ベトナム戦争参戦で獲得したドル資金と、日本からの1960年から1990年までの約25年に渡る資金援助、技術指導、技術援助により、輸出産業が育ち経済発展を遂げ、漢江の奇跡と呼ばれ、国内総生産で、世界上位にまで成長し、経済大国となりました。しかし、韓国では、日本の援助や漢江の奇跡の事を学ばず、日本...

続きを読む

朝鮮半島情勢(12)-韓国(2)-『李晩承』(2)-『朴正煕』(1)

1954年、韓国の憲法では、大統領の任期は、2期までで、3選は出来ない事になっていました。『李晩承』は、北朝鮮の様に独裁者を目指していたので、3選禁止規定を撤廃するという改憲案を提出したそうです。そして、国会投票した結果、議員203人中、賛成135票、反対60票、棄権7票、無効票1票だったそうです。可決には、議会の3/2の136票が必要だったので、当然、改憲案は否決されるでしたが、『李晩承』は、四...

続きを読む

朝鮮半島情勢(13)-韓国(3)-『朴正煕』(2)

1961年、『朴正煕』が、大統領になった当時、韓国は、朝鮮戦争により、国内は、壊滅的打撃を受けていたので、国民所得は、世界最貧国でした。『朴正煕』は、それを改善しようと考え、ベトナム戦争参戦によって得られたドル資金と、国民団結のために、反日教育を強化していたことを隠して、反日ではなく日本を利用する、用日と言って、日本側と接触する時には、親日だと錯覚させる言動をして、印象を良くしていました。日本側と...

続きを読む

朝鮮半島情勢(14)-韓国(4)-『朴正煕』(3)

1968年1月、北朝鮮の工作員、朝鮮人民軍第124部隊31人が、『朴正煕』を暗殺しようとして、大統領官邸に向かって、秘かに裏道を進んでいました。その時、偶然に、韓国市民に遭遇しました。北朝鮮の工作員は、韓国市民の身分証を見て、「通報すれば一族もろとも消す。」と脅してから、解放しました。しかし、韓国市民は、解放された後に、警察に通報したので、大統領官邸の警備が、ものすごく強化されました。そして、北朝...

続きを読む

朝鮮半島情勢(15)-韓国(5)-『朴正煕』(4)-「684部隊」

『金日成』の暗殺部隊の「684部隊」は、秘密裏に、無人島の実尾島で、過酷な訓練が行われました。1970年、アメリカ大統領『リチャード・ニクソン』は、今までの方針を変え、在韓米軍の削減を発表しました。そのため、韓国が、先行きに不安を感じました。それを、感じた北朝鮮が、1971年4月に、「同じ韓国人なので、仲良くやりましょう。」と言って、韓国に、南北融和や統一を目的とした、会談を提案してきました。そし...

続きを読む

朝鮮半島情勢(16)-韓国(6)-『朴正煕』(5)-『金大中』(1)

1971年に行われた大統領選で、『朴正煕』の634万票に対して、民主化運動に取り組んでいた『金大中』が、537万票を取りました。完全勝利を信じていた『朴正煕』は、危機感を募らせました。そのため、韓国中央情報部は、『金大中』の乗る車に、大型トラックが突っ込ませました。その結果、車に乗っていた3人が死亡しましたが、『金大中』は、腰と股関節の後遺症が残りましたが、命は助かりました。その後の調査では、韓国...

続きを読む

朝鮮半島情勢(17)-韓国(7)-『朴正煕』(6)-『金大中』(2)

1973年、7月、韓国中央情報部『李厚洛』は、『金大中』が、講演するため東京にいるという事を聞き、かねてから考えていた計画を、実行する事にしました。『金大中』は、東京の知人より、在日韓国人のヤクザが、韓国中央情報部の依頼により、狙っていると忠告を受けたので、日本人の偽名を使い、2日ごとに宿泊するホテルを変えたそうです。8月8日、『金大中』は、東京の九段下のホテルグランドパレスで、韓国民衆のための新...

続きを読む

朝鮮半島情勢(18)-韓国(8)-『朴正煕』(7)-『金炯旭』

以前、『金日成』の暗殺部隊の「684部隊」の司令塔だった中央情報部長『金炯旭』は、『朴正煕』の猜疑心の塊に嫌気がさし、次第に意見が合わなくなっていきました。そのため、『金炯旭』は、中央情報部長を解任されました。『金炯旭』は、『朴正煕』の裏の仕事をしていたので、今までの経緯からすると、『朴正煕』に殺されると考え、アメリカに亡命しました。そして、1977年、アメリカ下院公聴会で、証言しました。そこで、...

続きを読む

朝鮮半島情勢(19)-韓国(9)-日本情報操作

『アドルフ・ヒトラー』は、演説や宣伝の達人で、民衆を思うように操作し、ナチス・ドイツをつくり上げましたが、情報を操作し、民衆を、思うように導く事は、よくあります。元極真会館最高相談役で、「殺しの柳川」、「マテンの黒シャツ」と異名を持つ、在日韓国人の山口組系柳川組組長『梁元錫(日本名:柳川次郎)』や朝鮮総連(在日本朝鮮人総聯合会)が、日本の報道機関に対して、資金提供などして、韓国、北朝鮮に有意になる...

続きを読む

朝鮮半島情勢(20)-韓国(10)-『文世光』の『朴正熙』暗殺未遂事件(1)

共産主義社会は、支配層、独裁者を否定し、資本家と労働者の階級対立を解消し、各人の自由な発展が、万人の自由な発展の条件となるような、民衆のための協同社会を形成するのを、目指すという理想的なものですが、共産主義社会のソ連や中国を見ても分かる通り、独裁者がいて、異を唱えると、普通に鎮圧し、平気で、民衆をたくさん殺害するので、現在の共産主義は、自由な発展とは反対側にあるので、共産主義は、人間が進化したら別...

続きを読む

朝鮮半島情勢(21)-韓国(11)-『文世光』の『朴正熙』暗殺未遂事件(2)

1974年、8月15日、日本からの独立を祝う韓国の光復節が、韓国国立劇場で記念式典が、行われました。『文世光』は、フォード車を借り上げ、正装を着て中折帽までかぶった重厚な身なりで、日本人高官になりすまして、会場に来ました。招待状を持つ人しか入場できないのですが、警察官は、『文世光』が、日本語を使い、高級車で、正装しているので、招請されたVIPと判断し、招待状が、ないにもかかわらず、入場を許可しまし...

続きを読む

朝鮮半島情勢(22)-韓国(12)-『朴正煕』暗殺(1)

『朴正煕』は、中央情報部長『金鍾泌』の情報網の助けで、大統領になったのですが、猜疑心の強い『朴正煕』は、初代中央情報部部長『金鍾泌』が、中央情報部を使い、今度は、自分に対して、クーデターを起こすのでは?と、中央情報部に対して、常に警戒していました。そのため、『金鍾泌』は、裏方に徹し、『朴正煕』に、にらまれない様に気を使いながら、1961年より、1963年まで、勤めあげました。ちなみに、後日、『金鍾...

続きを読む

朝鮮半島情勢(23)-韓国(13)-『朴正煕』暗殺(2)

1968年、北ベトナム軍による一斉攻撃で、アメリカ軍が、大打撃を受けました。すると、アメリカ国内で、長年戦っても成果がなく、死者ばかりが増えていくことに対して、反戦ムードが、ものすごく強まりました。そして、1973年にアメリカ軍が撤退し、1975年に、アメリカが支持していた南ベトナムが、無条件降伏しました。そして、ベトナム戦争の苦い体験から、外国への軍事関与にきわめて慎重な態度が広がり、アメリカ軍...

続きを読む

朝鮮半島情勢(24)-韓国(14)-『全斗煥』(1)-光州事件

『朴正煕』の暗殺により、『崔圭夏』国務総理が、大統領権限代行に就任し、早期の民主化を目指す憲法改正と新憲法に基づく大統領選挙を、実施することを発表しました。『崔圭夏』大統領権限代行は、『朴正煕』政権誕生の立役者で、後日、『金泳三』政権、『金大中』政権誕生に、大きく貢献する陰の実力者『金鍾泌』に、次期大統領を依頼しましたが、拒否されたので、『崔圭夏』大統領権限代行が、そのまま、大統領に選出されました...

続きを読む

朝鮮半島情勢(25)-韓国(15)-『全斗煥』(2)-ソウルオリンピックと北朝鮮の暗躍(1)

『全斗煥』が、大統領に就任した翌月の1980年10月10日、北朝鮮の『金日成』は、北朝鮮と韓国の2つの国を、連邦で統一しようと言って、「高麗民主連邦共和国」設立を提案しましたが、『全斗煥』は、拒否しました。 北朝鮮の『金日成』は、面目をつぶされたと言って、怒ったそうです。そのため、『全斗煥』は、北朝鮮の『金日成』のうらみを買い、後日、北朝鮮に命を狙われる事になりました。そして、『全斗煥』は、朝鮮戦...

続きを読む

朝鮮半島情勢(26)-韓国(16)-『全斗煥』(2)-ソウルオリンピックと北朝鮮の暗躍(2)

ソウルオリンピック招致に成功した韓国ですが、北朝鮮と親密だったアフリカ諸国などは、オリンピック参加を表明していなかったので、不参加となる可能性がありました。『全斗煥』は、世界に自分の権力を示す絶好の機会なので、ソウルオリンピックを成功させるため、より多くの国々に参加してもらおうと、北朝鮮と親密だったアフリカ諸国に閣僚を派遣し、友好関係を築くと共に、ソウルオリンピックの参加を熱心に、説得して回ってい...

続きを読む

朝鮮半島情勢(27)-韓国(17)-『全斗煥』(3)-ソウルオリンピックと北朝鮮の暗躍(3)

そして、1987年、『金正日』が、日本人に扮した北朝鮮の工作員の『金勝一』(偽名『蜂谷 真一』)、『金賢姫』(偽名『蜂谷眞由美』に、「ソウルオリンピックの妨害のため、大韓航空機を爆破させろ。」と命令し、中東のバーレーン王国で、大韓航空機を爆破し、115人を殺害しました。しかし、『金勝一』、『金賢姫』は、どさくさに紛れて、逃げようとしていましたが、逃げるルートが、北朝鮮で聞いたのと違う構造になってい...

続きを読む

朝鮮半島情勢(28)-韓国(18)-『全斗煥』(4)

1982年、日本テレビ記者の勘違いから、「日本の文部省が、高校の歴史の教科書を検定し、日本軍の中国華北地域への【侵略】が、【進出】に書き換えさせられた。」と言い始めたので、日本のメディアが、他の報道機関に負けないように、一刻も早く報道したいので、詳しく調べもせず、大スクープとして、一斉に報じました。実際には、中国華北地域について、文部省が【侵略】を【進出】に、書き換えさせた事例は、無く、誤報だった...

続きを読む

朝鮮半島情勢(29)-韓国(19)-『全斗煥』(5)

1987年1月14日午前11時頃、韓国警察が、ソウル大学の学生『朴鍾哲』を、取り調べしていたところ、意識を失ったので、中央大学龍山病院応急室の医師『オ・ヨンサン』に、「取調べを受けていた大学生『朴鍾哲』が、酒を、たくさん飲んだらしく、喉が渇いたと言って、コップを使わず、やかんから直接、水を飲んだら、呼吸に問題が生じたようだ。」と言って、緊急往診の要請をしました。医師『オ・ヨンサン』は、過剰の水分摂...

続きを読む

朝鮮半島情勢(30)-韓国(20)-『全斗煥』(6)

大学生『朴鍾哲』死亡について、警察の発表後、新聞の東亜日報により、大学生『朴鍾哲』の遺体は、あざ、内出血、水で膨れ上がった胃などが認められるので、拷問疑惑が疑われると報道したそうです。そして、1月19日警察は隠しきれなくなり、拷問の事実を認め、「『チョ・ハンギョン』、『カン・ジンギュ』の2人の警察官が、過度な職務意欲により、発生した不祥事だ。」と言って、現場検証をせず、2人だけ逮捕し事件の沈静化を...

続きを読む

朝鮮半島情勢(31)-韓国(21)-『盧泰愚』

1988年、「ハナフェ」出身の『盧泰愚』が、選挙の時、韓国では、話を聞く人は、耳が大きいと言われているので、自身の耳の大きさを前面に押し出し、今までの軍事政権の怖いイメージから、親しみやすいイメージを、国民に持たせることに成功し、対立候補の『金泳三』、『金鍾泌』を、わずかの差で破り、韓国大統領になりました。『盧泰愚』は、韓国大統領就任後、民主化運動を進めました。大統領就任後、前大統領の『全斗煥』の...

続きを読む

朝鮮半島情勢(32)-韓国(22)-『金泳三』(1)

1993年、選挙により、民主化運動家の『金泳三』が、最大のライバル『金大中』を破って当選し、大統領になりました。実は、1987年の民主化宣言により、実施された初の大統領直接選挙で、『金泳三』は、『金大中』とタッグを組んで、選挙に、のぞみましたが、敗れて、軍部出身の『盧泰愚』に、大統領の座を譲ったのですが、『金泳三』と『金大中』は、敗れた原因をめぐって対立し、2人の関係は、最悪となったそうです。そし...

続きを読む

朝鮮半島情勢(33)-韓国(23)-『金泳三』(2)-軍事境界線(1)

核拡散防止条約の加盟国(特にアメリカ合衆国)と、原子力の平和的利用と核兵器開発の防止を目的とした国際原子力機関が、北朝鮮に、核兵器開発疑惑があるとして、査察要求した所、反発して1993年に、核拡散防止条約を脱退し1994年に、国際原子力機関から脱退しました。そのため、朝鮮半島全土に核危機が訪れたので、『ウィリアム・ジェファーソン・"ビル"・クリントン』アメリカ大統領が、北朝鮮の核施設爆撃計画を立てた...

続きを読む

朝鮮半島情勢(34)-韓国(24)-軍事境界線(2)

潜水艦が発見された付近を捜索すると、潜水艦から、約20km離れた太白山脈で、集団自決した艦長と政治将校を含む、北朝鮮工作員11人の遺体が、発見されました。検視の結果、北朝鮮工作員10人は、頭部を、銃で撃たれていて、政治将校は、青酸カリを飲んで、自殺した事が分かりました。9月19日、捜索した所、太白山脈の山の中に3カ所で、北朝鮮工作員7人が、穴を草木や落ち葉で隠した穴に、隠れていました。そして、北朝...

続きを読む

朝鮮半島情勢(35)-韓国(25)-軍事境界線(3)

1953年、朝鮮戦争が休戦となり、国際連合、韓国と北朝鮮との停戦協定が結ばれた時、韓国と北朝鮮の軍隊が、にらみ合っている北緯38度線の板門店が、国境ではなく、陸上の軍事境界線となり、共同警備区域に指定されました。板門店の共同警備区域にある、河川の沙川江に架かっている橋「沙川橋」の近くで、北朝鮮の『金日成』主席指導のもと、ポプラの木が、約30mにわたって、植えられました。ちなみに、1953年、朝鮮戦...

続きを読む

朝鮮半島情勢(36)-韓国(26)-軍事境界線(4)

朝鮮戦争後、韓国と北朝鮮の海上の境界線は、明確には決まっていなかったので、1953年、アメリカを中心とした国連軍は、海の軍事境界線の北方限界線を、決めました。しかし、北朝鮮は、これを認めず、北朝鮮が、独自で、北方限界線より南に、海上軍事境界線を、設定したそうです。そのため、現場の近くの海では、北朝鮮が、韓国領海内に、侵入してくるので、何度も韓国と北朝鮮の衝突が、起きているそうです。1998年6月2...

続きを読む

朝鮮半島情勢(37)-韓国(27)-軍事境界線(5)

2009年10ー11月にかけ、韓国と北朝鮮は、極秘に接触していました。しかし、北朝鮮は、2010年1月から、大青海戦の報復の聖戦行うと言って、西海の軍事境界線の北方限界線に向けて、海岸砲を撃ったりして、韓国に対して、挑発していました。しかし、韓国政府内は、「なんとかして、同じ民族の北朝鮮と融和したい。」と考えていました。2010年3月26日、午後10時頃、朝鮮半島西方黄海の韓国領海内で、突然、韓国...

続きを読む

朝鮮半島情勢(38)-韓国(28)-軍事境界線(6)

2010年11月23日、北朝鮮から約10lmの所にある韓国の大延坪島で、韓国軍が、陸海合同射撃訓練を行っていると、北朝鮮が、電磁パルスによる電波妨害を実施し、韓国軍の対砲兵レーダーを狂わせてから、大延坪島で訓練中の韓国軍に向けて、砲弾約170発を発射してきました。そのうち、約70発以上が、大延坪島に着弾し、砲弾4発が、韓国軍部隊に着弾し、砲台と砲の外壁を破壊したそうです。韓国軍は、火災が発生し、対...

続きを読む

朝鮮半島情勢(39)-韓国(29)-『金泳三』(3)

1993年、『金泳三』韓国大統領は、これ以上日本に金銭的補償を要求せず、韓国政府が被害者に支援をすると宣言して、被害者の生活補助金、医療支援、永久賃貸住宅などの支援を実施したそうです。 1995年、『金泳三』韓国大統領は、日本と領土問題となっている竹島に、勝手に船の接岸施設などを建設し、上から目線で、「日本の悪い癖を叩き直してやる!」と言って、独島愛国主義を拡大し、「歴史の正しい立て直し」と言って...

続きを読む

朝鮮半島情勢(40)-韓国(30)-『金大中』(3)

1997年、『金泳三』のライバルで、長年に渡って反軍政・民主化運動に関わってきて、『朴正煕』に何度も殺されそうになった、『金大中』が、大統領に当選しました。そして、『金大中』韓国大統領は、民主化、自由化を本格化させました。『金大中』韓国大統領は、経済改革に着手し、IT産業奨励など経済を盛り上げ、韓国は内外から、IT先進国と呼ばれるようになり、サムスン電子や現代自動車のように、世界のトップ企業を育てまし...

続きを読む

朝鮮半島情勢(41)-韓国(31)-『盧武鉉』

2003年、人権弁護士として有名だった『盧武鉉』が、韓国大統領になりました。『盧武鉉』韓国大統領は、反アメリカ主義で、北朝鮮やソ連、中国などの共産圏が、大好きでしたが、当選当初は、「未来志向」を謳い、日本と良好な関係を結ぼうと言って、日本の首相『小泉純一郎』と会談を重ねました。 しかし、裏では、アメリカに、日本を共通の仮想敵国に、規定しようと提案してきたので、アメリカの『ドナルド・ヘンリー・ラムズ...

続きを読む

朝鮮半島情勢(42)-韓国(32)-『朴槿恵』(1)

元韓国大統領『朴正煕』の娘『朴槿恵』は、韓国大統領になろうと思い、元韓国大統領『全斗煥』に、支援要請を頼んだそうです。すると、元韓国大統領『全斗煥』は、「あなたの能力では、大統領は、無理。もし、仮に大統領になったとしても、大統領職を、成功裏に遂行するのは難しい。失敗すれば、父『朴正熙』元大統領の顔に、泥を塗る事になるので、立候補を取りやめた方が良い。」と、アドバイスしたそうです。しかし、『朴槿恵』...

続きを読む

朝鮮半島情勢(43)-韓国(33)-『朴槿恵』(2)-呪術師『崔順実』(1)

『朴槿恵』韓国大統領は、『ユリアナ』という洗礼名を持つキリスト教徒でしたが、母が殺されてから、心のよりどころとして、呪術師『崔太敏』とその娘の呪術師『崔順実』に頼り、何事も相談していました。1994年、呪術師『崔太敏』が、死亡した後は、『朴槿恵』は、呪術師『崔順実』に、全幅の信頼を寄せ、呪術師『崔順実』の夫で、「風雲」という日本料理店を経営していた『鄭潤会』を、秘書室長として、政治活動を管理させて...

続きを読む

朝鮮半島情勢(44)-韓国(34)-『朴槿恵』(3)-国際漫画祭での日本批判

2013年、『朴槿恵』の側近で、女性としては、韓国初となる政務主席秘書官となった『チョ・ユンソン』は、「ホロコーストは、多くの人が知っているが、日本の従軍慰安婦は、世界にあまり知られていない。誰にでもわかりやすい漫画という媒体を通じ、日本の従軍慰安婦問題が、広く伝わるようにしたい。」と言って、日本軍の従軍慰安婦問題に関する漫画を、フランス語や英語など複数の外国語で制作しました。そして、日本漫画が、...

続きを読む

朝鮮半島情勢(45)-韓国(35)-『朴槿恵』(4)-呪術師『崔順実』(2)

『朴槿恵』韓国大統領は、母が殺されてから、心のよりどころとして、全幅の信頼をしていた呪術師『崔順実』が、事務所を引っ越した時、管理人に、古くなったパソコンの処分を依頼して、置いていったそうです。管理人は、『崔順実』が、著名な呪術師だったので、異性にもてる方法やお金持ちになるような、珍しい呪文があるとか思い、興味本位に、パソコンの中身を見ました。すると、簡単な呪文ではなく、もっと大きなお金持ちになる...

続きを読む

朝鮮半島情勢(46)-韓国(36)-『文在寅』(1)

2009年、『金大中』は、自分の後継者と名指して、『文在寅』、『朴智元』、『丁世均』、『安熙正』らを呼び、「私がやり残したことを、やって欲しい。」と言って、死亡しました。『金泳三』は、長年、ライバル関係だった、『金大中』の死去の報を聞いた時、「韓国の巨木が倒れた。」と語ったそうです。そして、2017年、『朴槿恵』に対する大統領弾劾が成立し、逮捕、起訴され、『文在寅』が、大統領当選しました。 ちなみ...

続きを読む

朝鮮半島情勢(47)-韓国(37)-『文在寅』(2)

ガキ大将的アメリカ大統領『ドナルド・トランプ』は、やさしい人ではないし、日本の事を、深くは考えていません。そして、アメリカ大統領『ドナルド・トランプ』は、韓国からのアメリカ軍撤収の可能性について、言及しました。すると、『文在寅』韓国大統領の意向を受けた、親中、従北、離米の立場をとる、『文正仁』大統領統一外交安保特別補佐官が、「もし、北朝鮮の非核化が行われていない状態で、在韓米軍が撤退したら、中国の...

続きを読む

朝鮮半島情勢(48)-韓国(38)-『文在寅』(3)

1973年、『朴正煕』韓国大統領は、ライバルを排除するため、自分以外の政治家や、高位公職者の権力乱用、財閥総帥による大企業関連犯罪、公務員犯罪など、社会的に大きな影響力を持つ事案に限り、自主的に犯罪事実を認知して捜査する「特捜部」と、公安、選挙事件、北朝鮮関連を捜査する「公安部」を、設立させました。しかし、歴代の韓国大統領は、政権が変わると、公安部と特捜部から捜査を受けて、逮捕されたり、自殺に追い...

続きを読む

朝鮮半島情勢(49)-韓国(39)-サムスン電子

スマートフォン、テレビ、ディスプレイ、フラッシュメモリで、世界シェア1位で、世界経済に、大きな影響を及ぼしている、韓国を代表するサムスン電子。日本人でも知らない人が多いのですが、実は、サムスン電子は、日本の大阪に本社のある三洋電機が、50%以上出資して、食品と衣服が、主力事業だった、韓国の国有企業の三星商会と、合弁して、つくられた三星電子が母体です。その後、韓国の三星電子に、三洋電機が、日本から、...

続きを読む

朝鮮半島情勢(50)-韓国(40)-韓国人の良心と韓国イチゴ

2020年3月、韓国の中央日報の『ナム・ジョンホ』論説委員は、「日本のコロナ感染は、韓国にとってチャンス!」との見出しで、「新型コロナウイルスによる肺炎の世界的な流行で、国際的な関係が様変わりしている。防疫に失敗して威信が墜落するアメリカと、防疫の知識を総動員して、防疫に成功し、その情報提供により、世界をリードする中国。どちらが優秀な国なのかは、明白だ。以前、オーストラリアの努力により、日本の和牛...

続きを読む

ジャンルランキング

ランキング

クリックすると、点が入るらしい

ランキング

最新記事 

カテゴリ

鳥 (4)
魚 (5)

プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

検索フォーム

月別アーカイブ