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記事一覧

猫免疫不全と光る動物(1)

『猫免疫不全』は、『俗名:猫エイズ』と言われ、発症するとヒトのエイズと同様の免疫不全症状を発症する怖い病気です。でも、アメリカのMayo ClinicのEric M. Poeschla博士が、ヒトのエイズ治療の研究の一環として、遺伝子操作により、『猫免疫不全ウイルス(FIV 俗名:猫エイズ)』に、耐性のある猫を生み出しましたと、科学誌「Nature Methods」に発表しました。そして、なんとその猫は緑色に光るそうです。その方法は、『...

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光る動物(2)

ムーミン谷では、ニョロニョロ(Hattifnatt)の話をすることは、上品なことではないとされているそうです。でも、偶然ニョロニョロの写真が撮影できたので、少し話をします。ニョロニョロは、夏至祭の前日に蒔かれた「ニョロニョロの種」から生まれるそうです。電気をエネルギー源として、雷などで充電をするそうです。体は電気を帯びていて、全身が発光しているそうです。ニョロニョロは、電気で発光しますが、今回は、電気で光る...

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光る動物(3)

何故問題か?それは、イクオリンが放つ光の色は青、オワンクラゲの光の色は緑だからです。研究の結果、クラゲの体内に、イクオリンの他に蛍光タンパク質「緑色蛍光タンパク質(GFP)」が、存在しているため緑に光る事が分かりました。そして、GFPがある波長の光を吸収し、より波長の長い光を放出する機能が、ある事を突き止めました。イクオリンの放つ青い光がGFPに当たることで、GFPはその光のエネルギーを吸収し、より...

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光る動物(4)

その活用法は、GFP遺伝子を他の動物に導入するという事です。GFP遺伝子を線虫に導入すると、導入した部分が発光したのです。即ち、GFP遺伝子を異なる種類の動物の中に導入すれば、導入部分が光るので、遺伝子を観察できる事が分かったのです。GFPは遺伝子からタンパク質がつくられた時に、自らが化学反応を起こして蛍光タンパク質になります。だから、動物や植物など区別することなく、細胞の中にGFPの遺伝子を導入...

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光る動物(5)

GFPを使うことで、ある瞬間に止まっていた生命情報を、生きたまま追跡できるようになったのです。その為、世界中の多くの研究者たちがGFPに夢中になったそうです。GFPは直接、病気の治療に使われてはいませんが、発生したがん細胞がどこに転移するのか、複雑に絡んでいる神経細胞が、どのような空間的な広がりを持っているかなど、これまで生命科学者が抱いていた疑問を、生きた状態のまま解明することを可能にしました。...

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光る動物(6)

水族館・動物園勤務時代は、日本と世界の水族館・動物園を沢山視察しました。クラゲで有名な山形の『加茂水族館』にも、お邪魔した事があるのですが、その時に『村上龍男』館長が、忙しい中、ユニークな解説で館内を案内してくれました。その村上館長が執筆した写真集「加茂海岸のクラゲ」と共に、『下村脩』博士にノーベル賞受賞のお祝いの手紙を書いたそうです。その手紙に、水族館の経営危機をクラゲ展示で脱した事と、「たくさ...

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光る動物(7)

ニョロニョロは、全身が発光するのですが、色は青・黄・赤・灰色に変化するそうです。ニョロニョロと同じく、光る動物は緑だけではありません。韓国には、赤く光る猫や犬もいます。2007年に韓国慶尚大学の動物クローン専門家Kong Il-keun氏率いる研究チームが、猫の皮膚組織の赤色蛍光タンパク質(RFP)を操作して暗い場所で紫外線を当てると赤く光るクローン猫を作り出しました。通常の光の下では普通のアンゴラ猫と同じに...

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光る動物(8)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(1)

今から、光るカイコの話をしますが、まずは、その前に、カイコの飼育を語るためには、外せない『黄帝』について、話します。今から4-5千年前の中国の神話の時代、三皇(神)の治世を継ぎ、中国を統治した五帝(聖人)の最初の帝『黄帝(軒轅)(公孫)(姫軒轅)』が即位しました。『黄帝』は、中国の礎を築いた偉大な王で、多くの漢民族が崇拝し、現存する中国最古の医学書『黄帝内経素問』、『黄帝内経霊枢』の著者で、中国医...

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光る動物(9)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(2)

『炎帝(炎帝神農)』は、聖徳があって帝位につき、医薬と農業と火を司り、人々の生活を長い間、安定させていましたが、120歳になり、体が弱り、権勢の衰退が見られました。そのため、各地で、反乱が起こり、世の中は乱れました。混沌としていた中、中原の東方の戦の上手い九黎族の首領『蚩尤』が、新興勢力として、頭角を現してきました。『蚩尤』には、誰にも負けないほどの野心がありました。そして、『蚩尤』の兄弟は、72...

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光る動物(10)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(3)

追い詰められた『炎帝』は、気が合わなかったのですが、背に腹はかえられぬという事で、中原を黄河流域勢力下におさめていた戦闘能力の高い有熊国部落の首領で、かつ華夏部族連盟の首領でもある『軒轅(黄帝)』に、援軍を要請しました。『軒轅(黄帝)』は、『蚩尤』が、民を虐げていた事と将来の自分の障害になると、苦々しく思っていたので、援軍を出しました。そして、『軒轅(黄帝)』は、戦いの分析をした結果、武器の違いが...

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光る動物(11)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(4)

『炎帝』は、時代が動いている事に気が付かなかったので、まだ、みんなから尊敬されていると思い、何をやっても許されると考えていたので、たびたび周辺諸国を、侵略していました。『炎帝』の事を尊敬していた時代を知らない新興勢力の諸侯たちは、たまりかねて、『軒轅(黄帝)』に助けを求めてきました。『軒轅(黄帝)』は、『炎帝』に不満を持つ諸侯たちを吸収して、一大勢力を築きました。そして、旧勢力の『炎帝』と、新しい...

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光る動物(12)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(5)

火を取り扱うのが得意だった『炎帝』により、あっという間に、城が炎に包まれました。城兵たちがパニック状態に陥り、どんどん城兵たちの士気が低下しましたが、神獣部隊の誘導と消火活動により、城兵たちは、パニック状態から脱出する事が、出来ました。しかし、『炎帝』が取り扱う火は、神出鬼没に出火してきました。『軒轅(黄帝)』は、このまま行くと、兵士たちの限界が来て、士気が低下し、やがては、全滅すると思い、この先...

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光る動物(13)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(6)

神獣部隊が、龍神『応龍』の元を訪れて、援軍になって欲しいと頼みました。龍神『応龍』は、『軒轅(黄帝)』の活躍を知っていたので、すぐにでも援軍に駆け付けたかったのですが、「天帝」の許可が必要だったので、許可をもらいに行きました。「天帝」は、龍神『応龍』に、「新しい時代に、『軒轅(黄帝)』が必要だ。『軒轅(黄帝)』の力になって、新しい時代を、築いてきなさい。」と言いました。そして、龍神『応龍』は、『軒...

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光る動物(14)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(7)

そして、ある時から『軒轅(黄帝)』軍は、『炎帝』の兵士たちに、見えるように、軍事訓練を行い始めました。その後も軍事訓練は、3年間続きました。その間、戦闘力が増強している所を、見せつけたので、『炎帝』は、自軍の兵士たちが、敵の軍事力を見て、士気が低下するのを防ぐため、障壁を作り、敵の軍事訓練を見れないようにし、防御を固めて、状況を見守りました。しかし、実は、『軒轅(黄帝)』が、軍事訓練を見せつけてい...

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光る動物(15)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(8)

以前、『蚩尤』は、根源的な不滅の真理を極める為、祁山で修行を積んだのですが、その時の弟弟子で、風を操るすべを身に着けるため修行していた『風伯(飛廉)(蜚廉)(方天君)(箕星)(箕伯)』を呼びました。『風伯』は、頭に角を持ち、鹿の胴体で、翼があり、蛇の尻尾を持つ風神でした。ちなみに、『風伯』は、大昔、人間だったそうです。人間だった頃の名は、『飛廉』と言い、「殷(商)」の『紂王(帝辛)』に仕え、行政事...

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光る動物(16)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(9)-蜚廉から風伯へ(1)

『風伯』が、人間だった頃の『飛廉(蜚廉)』は、『紂王』に仕えて、信仰心があつく、天に対する、祈りと感謝を、常に忘れませんでした。『飛廉(蜚廉)』は、走るのが速く、小回りが利いたので、『紂王』から密命を受けて、人事の適材適所の配置などの参考にするため、『紂王』に仕えている各人の戦闘能力、采配、智謀、性格などについて、秘かに情報収集するという隠密のような仕事をしていましたが、「チクリ魔」として、諸侯か...

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光る動物(17)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(10)-蜚廉から風伯へ(2)

『妲己』の父は、政治家には珍しい位清廉な冀州候『蘇護(蘇忿生)』でした。『紂王』に、気に入られていた宦官『費仲』は、本来、貢物を貰うような立場ではないのに、『紂王』に、気に入られていたのをいいことに、諸侯に賄賂を要求していました。しかし、清廉な冀州候『蘇護』が、賄賂を嫌い、貢物をを送らないので、宦官『費仲』は、思い知らせるため、美女好きな『紂王』に、『蘇護』の娘『妲己』が、物凄い美人だと勧めたそう...

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光る動物(18)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(11)-蜚廉から風伯へ(3)

『紂王』より、討伐を命じられた『祟候虎』でしたが、一番大切なのは、『妲己』を殺さず連れてくる事と、厳命されていたので、『蘇護』軍を全滅させる事は、『妲己』を殺す事になるので、絶対に避けなければいけませんでした。そのため、『祟候虎(崇侯虎)』は、全滅させるのは簡単だが、『蘇護』の娘『妲己』を殺さず連れてくるのは、どうすれば良いのかと、攻めあぐんでいました。すると、『祟候虎(崇侯虎)』軍に、援軍として...

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光る動物(19)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(12)-蜚廉から風伯へ(4)

ある時、『紂王』は、人類を創造し、人類の始祖の女神『女媧』に対して、「『女媧』は、世界中の人間より美しい。『女媧』が、私のものであったらいいのに。」という意味の詩を詠んだそうです。この無礼な詩を聞いて、『女媧』は怒り、千年生きた狐狸の精霊に、『紂王』を、陥れるよう命じたそうです。そのため、狐狸の精霊は、後宮に入ることになっていた冀州侯『蘇護』の娘『妲己』の魂魄を滅ぼして、身体を手に入れ、『紂王』を...

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光る動物(20)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(13)-蜚廉から風伯へ(5)

『紂王』は、重税を課し、反抗する人々を殺害し、儀式で、必要だと言って、多くの人間を生贄とし、また、外征を頻繁に行ったので徴兵も行われ、民衆は「殷(商)」に対して、嫌悪感を持つようになり、諸侯たちも、不快な気持ちを抱いていました。「殷(商)」の『紂王』を補佐する四大諸侯の1人の『仇侯鄧』の娘が美貌だったため、『紂王』は、自分の側室になるように要求しました。しかし、彼女は、側室になることを激しく拒んだ...

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光る動物(21)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(14)-蜚廉から風伯へ(6)

会議に出席するため、四大諸侯の1人『姫昌(文王)(寧王)』が、宮殿へ向かいました。到着した時は、まだ会議が始まっていなかったので、集まった諸侯たちは、「『九侯』と『鄂侯』が、『紂王』の機嫌を損ねて、処刑されたらしい。我らも、何時同じ目にあるかもしれないから、『紂王』のご機嫌を伺って、気を付けなければいけないな。」と小さな声で話していました。この話を聞いていた『姫昌』は、同僚の非業の死を考え、「窮屈...

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光る動物(22)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(15)-蜚廉から風伯へ(7)

『姫昌』の長男『伯邑考』は、幽閉された父『姫昌』を解放してもらうため、家宝三点を土産に、『紂王』の元に訪れました。そして、得意の琴で、『紂王』を感動させると、『紂王』は、『姫昌』の罪を許すと言いました。その夜、『伯邑考』は、良かったと安心して、休んでいると、『妲己』が来て、誘惑してきました。しかし、『伯邑考』は、きっぱりと誘惑を断ったため、『妲己』は、辱めを受けたと言って、逆恨みしました。そして、...

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光る動物(23)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(16)-蜚廉から風伯へ(8)

『崇侯虎』の讒言で、干し肉にされた『仇侯』の子『秀』と干し肉にされた『鄂侯』の子『禹』は、諸侯と盟約を結んで、東方で反乱を起こしたそうです。『紂王』は、自分に逆らうとどうなるかを知らせると言って、自らも加わり、遠征に向かったそうです。しかし、抵抗は激しかったので、何度も遠征を行ったそうです。その結果、軍費が増大し、死人も多く出て、国内には、厭戦気分が蔓延しました。『紂王』の兄『微子啓』は、穏やかな...

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光る動物(24)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(17)-蜚廉から風伯へ(9)

『紂王』の叔父に、高い学識や人徳、深い信仰を持ち、慈悲深く、聖人と呼ばれる『比干』がいました。ある時、『比干』は、「国力が落ちている今、悪い習慣は立ち切らなければいけません。臣下たる者は、命をかけて、諫言しなければならないので、あえて言います。「炮烙の刑」と言う残酷な刑罰を見て、国民は嫌悪感を抱いています。また、現在、兵力が十分と言えないのに、そのような刑で、無駄に国民が死亡すると、兵力が落ちます...

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光る動物(25)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(18)-蜚廉から風伯へ(10)

『姫昌』は、自国に戻ってから、仁政を施していたので、次第に、『姫昌』が統治している「周」に、人々が集まって来ました。また、近隣の国同士で、揉め事が起きると、『姫昌』に、調停を頼みに来る諸侯もいました。ある時、「虞国」の君主と「芮国」の君主が、『姫昌』に、揉め事を調停してもらうため、やって来ました。「虞国」の君主と「芮国」の君主は、それぞれ別々に、『姫昌』が統治している「周」を通って来たのですが、そ...

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光る動物(26)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(19)-蜚廉から風伯へ(11)

ある日、『姫昌』が、狩りをしに行く前に、気まぐれに、占い師に、「狩りの成果を占ってくれるか。」と聞きました。すると、占い師は、「今回の収穫は、鳥獣をではなく、人材でしょう。」と言いました。『姫昌』は、面白い事と言って、狩りに出かけると、河で老人が、釣りをしている姿を目にしました。しかし、近寄ってみると、返しの無い真っ直ぐな針に餌もつけず、それどころか、針は着水するどころか、水面の数cm上の所に針が...

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光る動物(27)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(20)-蜚廉から風伯へ(12)

ある時、最高神『元始天尊』は、仙界に仙人が多くなり、窮屈になり、落ち着かなくなってきたので、宇宙再編成計画の封神計画を考えました。それは、「上級の仙人」が、高度な仕事をするには、心に余裕が必要なので、高級リゾートの様に、「仙界」を余裕ある空間にするため、「仙界」と「人間界」の間に「神界」と言う世界を創り、「下級の仙人」と「人間離れした人間」を、「神」にして、「神界」に移住させて、新しい安定した世の...

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光る動物(28)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(21)-蜚廉から風伯へ(13)

そして、『姫昌』は、軍師『呂尚(太公望)』のアドバイスにより、北方遊牧民族の「犬戎」や諸侯国の「邗」を征伐しました。すると、以前、『紂王(帝辛)』に、『姫昌』の事を密告した宿敵『祟候虎(崇侯虎)』は、その情報を聞いてからすぐに、『紂王(帝辛)』に、『姫昌』が反乱を起こしているので、討伐して欲しいと伝言ましたが、伝言が届く前に、宿敵『祟候虎(崇侯虎)』は、討伐されました。ちなみに、『祟候虎(崇侯虎)...

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光る動物(29)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(22)-蜚廉から風伯へ(14)

「周」を継いだ『発』は、兄『伯邑考』が、『紂王』に、殺され、干し肉にされた事を恨みに思っていて、機会を見て、必ず復讐しようと思っていました。そして、『発』は、軍師『呂尚(太公望)』のアドバイスもあり、『紂王』の「殷」に、決戦を挑む事にしました。『呂尚(太公望)』は、これで、ようやく、大きな動乱が起き、沢山の大物の魂を集める事が出来ると思うと、身震いが起きました。『発』の率いる周軍は、軍師『呂尚(太...

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光る動物(30)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(23)-蜚廉から風伯へ(15)

『発』が、「殷」に向けて進攻するため、孟津という港から黄河を渡ろうとした時、雷雨と暴風に邪魔されて、河を渡ることが出来なかったそうです。すると、『発』は、黄河の神に、「天命は既に下ったのだ。どうしてわたしの邪魔をするのか!」と一喝すると、雨と風が嵐がおさまり、河を渡る事が出来たそうです。その時、船の中に白魚が、飛び込んできたそうです。『発』は、白は殷のシンボルカラーなので、殷が、自ら自分の手元に、...

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光る動物(31)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(24)-蜚廉から風伯へ(16)

殷軍の兵士数は、約70万という大軍でしたが、周軍の兵士数は、約40万だったそうです。しかし、周軍は数の上では、確かに劣勢でしたが、『発』は、今まで調略を行っていたので、内応者が多数いたし、神官や、殷に服属している嫌々ながら参加している属国の兵士たちが、殆どだったので、周軍を見るや否や、次々に殷軍から周軍に寝返りました。そして、賄賂が好きだった宦官『費仲』は、戦いの中、助命の為、周軍に賄賂を渡しまし...

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光る動物(32)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(25)-蜚廉から風伯へ(17)

『紂王』が負傷して、宮殿に戻って来ました。宮殿の警護に当たっていた『飛廉』とその子『悪来』が、『紂王』に声をかけると、「戦況は最悪で、もう少しで「殷」が終わる。」と言いました。そのため、『飛廉』とその子『悪来』が、「最後まで戦って、王朝の意地を見せつけましょう。」と勇気づけたそうです。そして、『悪来』は、「余裕を持ちましょう。」と言って、「将棋」や「双六」の起源である「六博」の盤を持ち出して来て、...

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光る動物(33)(カイコ)-カイコを始めた黄帝の話(26)-『伯夷』、『叔斉』

「殷」の諸侯『墨胎』が治める「孤竹国」の王子は、3人兄弟でした。ある時、父王が死んだ時、長男『伯夷』をさしおいて、三男『叔斉』に位を譲るとの遺言でした。『伯夷』は遺言に従って、弟『叔斉』に王位を継がせようとしました。しかし、『叔斉』は、兄を差し置いて位に就くことを良しとせず、あくまで兄に位を継がそうとしましたが、「それでは、父の意思に背く。」と言って、お互いに譲り合い、話がまとまらないので、『伯夷...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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