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日露戦争(3)-皇后の奇夢

日露戦争が始まった1904年2月10日、『昭憲皇太后(明治天皇妃)』が、「皇后の奇夢」と呼ばれる夢の話が発表されました。日露戦争開戦当時、『東郷平八郎』率いる日本艦隊が、バルチック艦隊をうまく捕捉して、叩き潰せば良いが、捕捉に失敗してし、旅順艦隊と合流してしまえば、日本海軍に勝ち目はないという状況だったので、新聞の漫画にまで書かれる程、日本国民の最大の関心事は、ロシアのバルチック艦隊の動向でした。『昭...

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日露戦争(15)-不思議な話(1)

『柳田国男』の「遠野物語拾遺」によると、日露戦争の時、陸上戦で、不思議な事があったそうです。ロシアの捕虜の数人が、「日本兵で、黒服を着ている兵隊を射てば、倒れたが、赤服や白服の兵隊は、いくら射っても倒れなかった。何故、倒れなかったのか?」と聞いてきたそうです。しかし、「ほとんどの日本兵は、基本、黒服なので、夏服の白服を着た日本兵やましてや赤い服を着た兵士は、珍しい。」とのこと。白い服と言えば、出雲...

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日露戦争(16)-不思議な話(2)

1959年の映画『海軍兵学校物語 あゝ江田島』に、うわさ話として出てきた心霊話があります。その、うわさ話の元になった話は、海軍士官の養成学校の江田島海軍兵学校の生徒だったAさんの体験談です。ある夜、Aさんは、上級生に生意気だと難癖をつけられて、御殿山を、10周、駆け足で回ってこいと言われました。当時、良くない事でしたが、上級生から理不尽な懲罰を受け、上からの命令は、絶対服従が、海軍兵学校の伝統でした...

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日露戦争(17)-不思議な話(3)

1919年頃、筑摩型防護巡洋艦「矢矧」で、元軍人Kさんが体験した話です。Kさんは、砲術士を命じられました。鑑内を調べると使えそうな予備室があったので、副長に、「事務もあるので、自分用の部屋として、使用したい。」と、許可をもらいに行ったそうです。すると、副長から、「次室士官のくせに、ハンモックで十分だ。」と怒られました。しかし、Kさんは、バレないと思い、黙って予備室に忍び込み、荷物を運んで、勝手にその...

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日露戦争(18)-不思議な話(4)

315年頃、『日本武尊』が、東夷征伐の途中に、「矢作川の東側の高石山に、賊が住みつき、人々を苦しめている。」と聞きました。『日本武尊』は、賊の退治を行うため、矢を作る職人である矢作部たちに、矢を作るよう命じました。矢を作るための竹は、川の中州にありましたが、川の流れが速く、矢作部たちは、竹の生えている中州まで、行けませんでした。そこへ1匹の蝶が現れ人の姿となり、竹を切り取ってきたそうです。矢作部た...

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神隠し(1)

沖縄に住んでいる時に、不思議な話を、沢山聞きました。沖縄では、人が神隠しにあったように、突然いなくなることを、「ムヌにもたれる。」と言うそうです。ムヌは、正体不明の妖怪ですが、ムヌが乗り移ると、夢遊病のような状態になるそうです。沖縄では各地域で、ムヌは、シキ、ムン、シチ、チキ、ヒキ、ヒチー、シチマジムン、ヒチマジムンと呼ばれています。山の中で、黒い煙が出て、それが人の体の中にはいると、1-2週間、...

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神隠し(2)

以前、フィギュア-スケートのイナバウアーを聞いた時、『稲福婆(イナフクバア)』の話を思い出しました。16-17世紀の話ですが、沖縄本島の西原間切の棚原に、『稲福婆(イナフクバア)』という祝女がいました。他の祝女と一緒に、上ヌ御嶽(マニシカニービ御嶽)で、祭事を執り行っていた時に、突然、煙が出て来て、消えたそうです。それから3年後、我謝村の鍛冶屋大主が、船を出して沖で釣りをしていた時、海面に、頭から体...

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神隠し(3)

煙と共に消えると言えば、1964年3月4日の毎日新聞コラム欄に載っている「藤代バイパス車両失踪事件」が思い出されます。ある晴れた日の朝、銀行支店長代理の運転する車が、次長と銀行の得意客を乗せて、東京から茨城県龍ケ崎市のゴルフ場に向かっていたそうです。松戸市及び柏市を経由した後、午前8時頃、葛飾区金町付近からずっと前先を走っていた東京ナンバーの黒塗りのトヨペット・ニュークラウン周辺から、突然、白い煙...

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神隠し(4)

1593年10月24日、スペインの兵士『Gil Pérez』が、メキシコのメキシコシティの中心にあるソカロ(中央広場)に、突然現れたそうです。 『Gil Pérez』は、マニラの官邸の衛兵の制服を着ていたので、取り調べがあったそうです。『Gil Pérez』は、「フィリピン総督領マニラの総督官邸を、警備していたが、めまいと疲れを感じたので、壁によりかかり、目を閉じて、少しの間休息して、数秒後に目を開くと、見覚えのないここにい...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、旅をしていました。

そして、
海外14カ国を、旅をして、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

だから、
高校の時、歴史の先生から、
歴史関係の進路を、
ものすごく強く勧められました。

でも、
生物の方が好きだったので、
獣医になりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

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