昔話(117)-アルカロイド(6)-ドラッグ(2)-ギリシャ神話(1)

ギリシャ神話に出てくる、医学の神『アスクレーピオス(アスクレピオス)(エスクラピウス)』の蛇の巻きついた杖は、医療・医術の象徴として、世界的に広く用いられているシンボルマークという事は、大学で習いました。『アスクレーピオス』の杖に、獣医(Veterinary)のVが付いたものは、獣医なら知っている獣医のシンボルマークです。ちなみに、以前、ギリシャに行った時、『アスクレーピオス』の土産物を購入しました。『アス...

昔話(19)-藤原氏と陰陽師と天皇(15)

『花山天皇』は、深く落ち込んで、出家を考えたりしましたが、これからの人生も長いのに、出家すると、女性と大ぴらに付き合えなくなると考え、躊躇していました。『藤原義懐』ら側近たちは、『花山天皇』の性格をよく知っているので、出家は、一時的な気の迷いなので、思いとどまるように説得していました。『藤原兼家』は、前の天皇だった『円融上皇』と自分の娘『詮子』との間の子供『懐仁親王』を即位させ、天皇の外祖父となり...

昔話(18)-藤原氏と陰陽師と天皇(14)

『花山天皇』は、『藤原兼家』の弟『藤原為光』の娘『藤原忯子』を、他の誰よりも一番寵愛していました。そして、『藤原忯子』が妊娠しました。 当時、出産は「穢れ」と言われ、妊娠したら、一旦、御所を離れ、実家などに戻ったりする事が、慣習でした。しかし、『花山天皇』は、実家に帰さず、側に置き、静養させる事無く、愛でました。しかし、次第に『藤原忯子』の体調が悪くなっていったので、『藤原為光』は、奪うように、実...

昔話(17)-藤原氏と陰陽師と天皇(13)

『花山天皇』は、物だけではなく、女性に対しても、美に対する関心があり、熱しやすく冷めやすいタイプでした。天皇になる即位式開始の合図がある前に、高御座の帳を、上げ下げするなどの式典業務をしていた美しい女官『馬内侍』に一目ぼれして、突然、玉座の高御座の帳の中に引き込み、性行為を、はじめました。腰を上下したせいで、即位式用の冕冠についている宝玉や玉佩がぶつかる音がしたそうです。帳が下がっていたので、高御...

昔話(16)-藤原氏と陰陽師と天皇(12)

『藤原元方』の娘『祐姫』が『冷泉天皇』の父親『村上天皇』の長男『広平親王』を生んだので、『藤原元方』は、出世していったそうです。その後、『藤原師輔』の娘『中宮・安子』が、『村上天皇』の次男『憲平親王(冷泉天皇)』を産み、『藤原師輔』の権勢により生後2ヶ月で皇太子に立てられ、『広平親王』の将来は閉ざされました。そのため、『藤原元方』は深く失望し、悶死したそうです。そのため、『冷泉天皇(冷泉院)』に祟...

昔話(15)-藤原氏と陰陽師と天皇(11)

当時、藤原氏は、天皇即位に関して、大きな影響力を持っていました。だから、藤原一族間の争いにより、天皇が代わりました。ちなみに、『花山天皇』は、太政大臣『藤原伊尹』の外孫だったので、叔父の『円融天皇』が即位した時、『円融天皇』の実子がいたのですが、朝廷第一の実力者『藤原伊尹』の力で、次期皇位継承者の皇太子『師貞親王』になり、そして、『花山天皇』になれたそうです。ちなみに、『花山天皇』の父親は、『円融...

昔話(14)-藤原氏と陰陽師と天皇(10)

『花山天皇』と『安倍晴明』は、前世では、共に、大峰(吉野と熊野を結ぶ山脈、修験の山)の行者だったと言われています。以前より、『花山天皇』は、頭痛に悩まされていたそうです。特に、雨が降ると、頭痛がひどくなったそうです。でも、どのような治療を試みても効果はなかったそうです。そこで、『安倍晴明』が占った結果、『花山天皇』の前世の尊い行者だった時の頭の骨が、大峰の山中の岩の間に落ちて、はさまっているので、...

昔話(13)-藤原氏と陰陽師と天皇(9)

『師貞親王(花山天皇)』は、天皇に即位する前に、那智山中で千日修行をしたそうです。しかし、天狗が現われて、様々な妨害をしたそうです。そのため、『安倍晴明』を呼び寄せ、天狗の妨害を防ぐよう命じたそうです。そして、『安倍晴明』が、呪符「セーマン(晴明桔梗、晴明紋、五芒星)」などを使って、岩屋に天狗たちを、封じ込める祈祷をしたので、無事に修行を終えたそうです。それ以降、『花山天皇』は、『安倍晴明』を深く...

昔話(12)-藤原氏と陰陽師と天皇(8)

『安倍晴明』が、陰陽道に関する最古の書物『占事略决(決)』を書いていますが、その中に、『安倍晴明』がよく使役した式神( 識神、式鬼神)『12天将』について、記載されています。騰虵 火神 「巳」 炎に包まれ羽の生えた蛇朱雀 火神 「午」 南方を守護する六合 木神 「卯」 平和や調和を司る勾陳 土神 「辰」 金の蛇の姿、京の中心を守護する青竜 木神 「虎」 東方を守護する貴人 上神 「丑」 十二天将の...

昔話(11)-藤原氏と陰陽師と天皇(7)

陰陽師『安倍晴明』の地位を確立したのは、優秀な2人の息子が、いたからだと言われています。『安倍吉平』は、陰陽博士となり、地震を予知したそうです。『安倍吉昌』は、ついに安倍氏念願の陰陽道の最高地位の『陰陽寮』の長官の『陰陽頭』に任命され、明治政府により廃止されるまで、『安倍晴明』子孫の『土御門』家が担当され、陰陽道の主導権を握っていたそうです。『安倍』ではなく、『土御門』と名乗るようになったのは、室...

昔話(10)-藤原氏と陰陽師と天皇(6)

『安倍晴明』は、出世は遅く、40歳頃は『天文得業生』だったそうです。50歳頃、ようやく『天文博士』になり、その後、頭角を現したそうです。しかし、『陰陽頭』に就任することは無かったそうです。そして、『花山天皇』の信頼を受けるようになり、その後、『一条天皇』や『藤原道長』に信頼されたそうです。陰陽師として名声を極めた『安倍晴明』は、天文道で培った計算能力をかわれて、税収を把握・監査する現在の税務署に当...

昔話(9)-藤原氏と陰陽師と天皇(5)

古代中国では、万物は、陰と陽の2つ気から出来ていて、2つが作用しあって物事が進んでいるという「陰陽説」、木と火は陽で、金と水は陰で、土はその中間に存在するとされ、その消長によって、全ての現象が起きているとする「五行説」が、ありました。それぞれ別の物でしたが、漢の時代に合体し、天変地異や人事吉凶を占う「陰陽五行説」となったそうです。その後、日本で、惑星、小惑星等の位置により占星術をする「天文暦法」と...

昔話(8)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(4)

呪詛の首謀者を問いただすと、 「堀川左大臣顕光公(藤原顕光)に、 呪詛を依頼されました。」と答えました。 『藤原道長』は、 「本来なら極刑に処すべきものだが、 『藤原顕光』が悪いので、今回は許すが、今後、このような真似をしないように。」と言って、 『芦屋道満』を都から、播磨(現在の兵庫県)へ追放したそうです。 ちなみに、『芦屋道満』の子孫は、その後、播磨に住んだそうです。そして、時々歴史書に出てきます。...

昔話(7)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(3)

その鳥は、六条坊門万里小路の辺にある 古びた家へ落ちて行ったそうです。 『安倍晴明』は、従者に 「鳥の落ちた所に、呪詛をした者がいます。逃げられる前に、すぐに行って下さい。」と言ったそうです。 そこは、『安倍晴明』のライバル 陰陽師『芦屋道満(蘆屋道満)(道摩法師)』の屋敷でした。 従者は、『芦屋道満』を捕まえて、 『藤原道長』のもとに連行しました。 (続く)...

昔話(6)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(2)

どこからともなく陰陽師の『安倍晴明』が現れたそうです。そして、「藤原道長様が困っているようなので、あの世から参りました。」と言った後、占いと透視を始めたそうです。 そして、「藤原道長様を呪詛する物が、この周辺に、埋められています。 これを踏み越えたら、呪われます。 白い犬は、古来より霊的能力が、あると言われています。  そのため、感じるものがあり、 告げたのです。」  と言ったそうです。 次にある場所を...

昔話(5)(犬-第4話)-藤原氏と陰陽師と天皇(1)

本日、9月15日(月)は、敬老の日の祝日で、大安です。日本では、大安を、縁起の良いものとされています。その大安は、陰陽道から来ているそうです。日本では、大安に結婚式を挙げたり、友引には葬式を避けたりと、陰陽道が浸透しています。ちなみに、東京都のJR山手線は、陰陽道、風水学に造詣の深い、山手線建設当時の東京市長『後藤新平』が陰陽道の太極図を参考にして、安全を祈願して設計したと言われています。ちなみに...