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フランス革命(10)-革命前(1)

18世紀、フランスで、ブルボン朝による、絶対君主制が続いていた時代、イギリスとフランスが、激しい植民地戦争を展開しましたが、イギリスが、優位でした。アメリカは、独立戦争で、イギリスと戦っていましたが、フランス王『ルイ16世』に、アメリカの政治家『ベンジャミン・フランクリン』から、資金と援軍の依頼が、来ました。ちなみに、政治家『ベンジャミン・フランクリン』は、実は、物理学者、気象学者で、凧使って、雷...

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フランス革命(11)-革命前(2)

フランスでは、国民は、王様以外に、3つの身分に分けられ、特権階級の第一身分である聖職者が、14万人、特権階級の第二身分である貴族が、40万人、特権階級は、特権があり、年金支給と免税特権が認められていました。そして、特権が無い第三身分である平民が、2,600万人いました。聖職者、貴族は、特権階級なので、免税されていましたが、平民からは、これ以上増税出来ない位の、税を徴収していたので、平民は、パンを買...

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フランス革命(12)-革命前(3)

三部会が始まると、議決方法で議論が紛糾しました。特権階級の第一身分の聖職者、第二身分の貴族は、利害が同じなので、同じ意見を持って、身分ごとに議決を行う方法を主張しました。つまり、第一、第二身分の部会が、同じ議決を行えば、第三身分の平民が否決しても、2対1で可決されるという方式です。しかし、第三身分の平民分は、議員の人数が、621人、第一身分の聖職者の議員308人、第二身分の貴族の議員285人で、人...

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フランス革命(15)-バスティーユ牢獄(2)

『オルレアン公』の私生活は、放蕩かつ無節操だったので、自分の宮殿パレ・ロワイヤルは、借金の抵当になっていたそうです。そのため、パレ・ロワイヤルの屋敷の庭園を、コの字を描くように建物を建て、商人たちに貸し出したので、レストラン、商店、カフェなどが立ち並びました。『オルレアン公』は、パレ・ロワイヤルへの警察の立ち入りを禁じたので、パレ・ロワイヤルは、怪しげな商売をする人、娼婦、犯罪者、革命家などのたま...

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フランス革命(17)-バスティーユ牢獄(4)-10人の生首(1)

『ジャン=ジャック・ルソー』の「国民自身が、決めた約束事の法律を、国民が選挙で選んだ政治家を通じて、独立と自由を守りつつ、平等に執行する事が理想。」という、啓蒙主義に、影響を受けた民衆は、フランスの王様や貴族が優遇されるという、絶対君主制政治に対して、政治を変える必要があると考えたそうです。そして、その改革をするためには、武器弾薬が必要と考えましたが、軍病院から奪った約3万丁の小銃は、ありましたが...

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フランス革命(18)-バスティーユ牢獄(5)-10人の生首(2)

バスティーユ牢獄の中で、交渉が長びく中、バスティーユ牢獄の外では、次第に数千人規模の人々が、集まりはじめました。当時のフランスの平民は、日頃から、食べ物も無く、何もしなくても、餓死してもおかしくないし、失うものが何も無く、イライラしているのに、長く待たされているので、不安と苛立ち興奮状態が、最高潮に達しました。すると、群衆の一部が、跳ね橋の鎖を破壊したので、沢山の群衆が、バスティーユ牢獄の中庭へ侵...

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フランス革命(19)-バスティーユ牢獄(6)-10人の生首(3)

当初、お互いに危害を加えない事を条件に、話し合いをしていたのに、バスティーユ牢獄司令官『ベルナール=ルネ・ド・ローネー』は、連行途中、暴徒化した群衆により、殴られたり、ナイフや剣で刺されたり、銃で急所を外して、撃たれたりして、繰り返し暴行されました。そして、パリ市庁舎近くで、失業中の料理人『デノ』が、バスティーユ牢獄司令官『ベルナール=ルネ・ド・ローネー』の、股間を蹴り上げた時、バスティーユ牢獄司...

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フランス革命(20)-バスティーユ牢獄(7)-10人の生首(4)

動物の解体が得意な、肉屋『ジューヴ・ジュールダン』らにより、バスティーユ牢獄司令官『ベルナール=ルネ・ド・ローネー』と、バスティーユ牢獄の守備隊6人と、パリ市長『ジャック・ド・フレッセル』は、首を斬られて、『永井豪』先生の漫画「デビルマン」の主人公『不動明』の友人以上恋人未満の『牧村美樹』らの最後の衝撃的シーンの様に、8人の生首を、槍の先に刺して高く掲げ、数時間、市庁舎前の広場から通りを練り歩いた...

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フランス革命(21)-バスティーユ牢獄(8)-10人の生首(5)

士官学校のあるシャン・ド・マルスで待機していた国王軍は、平民出身者がいるので、裏切る可能性があるので、バスティーユ牢獄襲撃の事態に介入できないまま、7月14日の夜、撤退する事になりました。そして、7月14日の夜、国王軍は、パリ近郊のサン=クルーからセーヴルにかけての民家に分散して宿泊し、翌日、『ルイ16世』を守るためヴェルサイユ城に向けて、出発する予定でしたが、7月14日の深夜、国王軍のスイス人傭...

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フランス革命(22)-バスティーユ牢獄(9)

バスティーユ牢獄襲撃は、全世界の王様が、ものすごく驚愕しましたが、危機感のないボンボン育ちののんびりした性格のフランス王『ルイ16世』は、違いました。バスティーユ襲撃が起きた日の夜、王室衣裳寮長官(国王衣装係)『フランソワ・アレクサンドル・フレデリク・ド・ラ・ロシュフーコー=リアンクール(リアンクール公)』が、「大変です!バスティーユ襲撃がありました。どう対処しましょうか?」と、『ルイ16世』に指示を仰...

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プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館、動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北、沖縄の
動物病院で勤務しました。

大阪に住んでいた時、
ジュニアリーダーをしていたので、
キャンプなどの指導などをしていました。

旅が好きで、バイクや車で
北海道や東北、関東などを、

野宿しながら、放浪しました。

そして、
海外14カ国を、放浪し、

海外の複数の動物園や水族館で、
研修しました。

詳しくは、
別のブログ「あっちこっち雑記」で。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。

先祖は、足利尊氏と戦い、
多々良浜の戦いでは、
敗戦しましたが、

筑後川の戦いなど、
最終的には勝利し、

3代将軍足利義満まで、九州を治め、

中国の「明」と、貿易をしていました。

詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、

特に歴史の時は、
現地調査までする事があったので、

筆記試験の時は

関連事項まで、詳細に書くと、

テスト用紙の回答欄のスペースでは、

ものすごく不足したので、

裏まで書いても不足した時には、

2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、
白紙が、2枚配られるようになりました。

先祖は笛が得意で、
後白河法皇、後鳥羽天皇に、
褒められた事があります。

自分も、子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、色々な事を書いていますが、
話し言葉や細かい所などは、
意訳の場合もあります。

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