記事一覧

はじめにー新種発見ー血が好きな生物

水族館と動物園に、獣医師として約10年勤務して、現在は、秋田市でアズ動物病院を開院しています。水族館勤務時代の名刺動物園勤務時代の名刺(表)動物園勤務時代の名刺(裏)ちなみに、ゾウの絵は、手書きです。ホームページもあります。古代から近代の歴史の話もありますので、よろしければ、見てください。また、冒険談などをあっちこっち雑記に書いていますので、よければ、こちらも見てください。生き物だけでなく、色々な...

続きを読む

犬猫のギネス

 患者さんに時々、犬猫の寿命について聞かれることがあります。犬の長寿は、クリスマスの夜、ぶらりと外に出て、ディンゴの群れを引き連れて戻って来たと言う伝説を持つ、オーストラリアの牧羊犬の「ブルーイ」で、29才5ヶ月。現在生きている犬で最高年齢は、日本の栃木にいる篠原 由美子さんの飼い犬で雑種の「プースケ」で、26才で、27歳を目指しているとのこと。しかし、2011年に26歳8ヶ月で死亡したそうです。...

続きを読む

ワニの恩返し

飼い馴らされていない、大人の野生ワニは、馴れないどころか、襲ってくるのが、常識です。しかし、その常識が破られたことがあります。1991年、コスタリカで、野生ワニが、牛の群れの近くにいた時、牛が襲われると思った牛飼いに頭を撃たれて、瀕死状態になり、岸辺に横たわったそうです。『Chito(Gilberto Sheedan)』さんは、それを見て、「全ての人間が、ワニを嫌ってを殺すわけではない。中には、ワニを助ける人間も、い...

続きを読む

ヒーローラッツ

ドリトル先生の本を読んで、頭の良いネズミの話しを思い出しました。それは、ヒーローラットというアフリカン・ジャイアント・ポーチド・ラット(サバンナアフリカオニネズミ)の話です。大きさは約25cmから45cm位で、平均寿命は6−8年で、雑食ですが、ヤシの実や種は大好物だそうです。曹洞宗の禅僧でもあるBart Weetjensさんは、大学卒業後、デザイン系会社に勤めたのですが、仕事について悩み約2年間引...

続きを読む

ラスプーチンとタフな犬の話(1)-ラスプーチン(1)

ラスプーチンという名を一度は聞いたことがあると思います。ラスプーチンは、ロシア皇帝ニコライ2世に信頼された怪僧です。ラスプーチンには妻と3人の子供がいましたが、ロシア革命の際、娘のマリア・ラスプーチン以外は殺害されたそうです。その後、彼女はフランスに亡命し、ヨーロッパ、アメリカ、南米などで、サーカス・パフォーマーとして活躍した後、カリフォルニアに落ち着き父親の汚名を返上するために、伝記などの本を書...

続きを読む

ラスプーチンとタフな犬の話(2)-ラスプーチン(2)

そして、皇太子の枕もとに坐り、祈りの言葉を唱えたそうです。そして、「眼をあけて笑ってごらん。もう苦しくないよ。」と言ったそうです。すると驚いたことに、今まで息もたえだえだったのですが、ベッドの上で、起き上がり、笑ったそうです。そして、「血をたくさん失ったので、冷たい水を飲ませます。」と言いました。「でも、水を飲んではいけないと医者に言われています。」と皇后が言いました。「いいから水を。」と重ねて言...

続きを読む

ラスプーチンとタフな犬の話(3)-ラスプーチン(3)

ユスポフ公や宮廷貴族たちはラスプーチンが、宮廷人事に口を挟みはじめた事に危機感を抱いていたそうです。そのため、ラスプーチンを暗殺するために招待したそうです。甘いものが大好物で虫歯だらけであったラスプーチンは、まず、出された青酸カリ入りのお菓子を残らず食べたそうです。それでも死なないので、さらに毒入り葡萄酒が出されました。そして、それを一気に飲んでも、変化が無かったそうです。(その理由として青酸カリ...

続きを読む

ラスプーチンとタフな犬の話(4)-タフな犬

それは、ラスプーチンの娘マリア・ラスプーチンの安住の地カルフォルニアで起きた、世界一タフな犬「ドーシャ(dosha)」の話です。アメリカのカリフォルニアでLouetta Mallardさんが飼っているピットブルのミックスの雌「ドーシャ(dosha)」は、裏庭で家族と遊んでいたのですが、庭から逃げ出してしまったそうです。その時に首輪が外れてしまいました。猛ダッシュして逃げたので、飼主は見失ってしまったそうです。そ...

続きを読む

紅白模様の甲殻類

 正月にちなんで、きれいな紅白のヤドカリとカニの話をします。 2006年にバヌアツの海の水深150mで発見された、ヤドカリの仲間のコシオリエビ。そして、沖縄の恩納村の水深188mで発見された、15mmのヤドカリの仲間の新種のチュラコシオリエビ。 2009年2月、和歌山で日本では初めて、8mm位の同じくヤドカリの仲間サラサカクレカニダマシが見つかった。 2010年1月、台湾国立海洋大学の何平合教授が...

続きを読む

不思議な水晶

水晶は、古来より霊石として崇められ、災いや魔を払い、危険から守ってくれる「邪気払いの石」、「幸運を招く石」として、マヤ文明では、透明水晶を「ザストゥン」と呼び、アボリジニは、最も一般的な神の思し召しの物質、「マバン」と呼び、世界中で、様々な儀式など神聖な場所で用いられてきました。水晶は、水のように透明でよく光り、晶の文字は、お日様3つで明るく輝くという事を意味しているそうです。大乗仏教の経典の一つ...

続きを読む

不思議な三角形

2個の三角形は同じ大きさです。まずは、カラー印刷でプリントアウトして下さい。そして、同じ大きさかどうかを見るために、上の三角形を切って、下の三角形に合わせて見て下さい。同じ大きさという事を確認したら、次に、上の三角形の色分けした所を切取って、下の三角形の同じ色の所に置いてみて下さい。あれ?なぜそこに隙間が?マジックです。何故、こうなるかと言うと…。...

続きを読む

金属の殻を持つ貝

2001年にインド洋の深海の熱水域でウロコフネタマガイが発見されました。硫化鉄の硬い殻で被われた5cm位の貝で、「別名スケーリーフット:うろこのある足」が、ごく少数生息していると見られていたが、数千匹の群生を2009年11月、2420mの深海で、北海道大学、海洋研究機構、新江ノ島水族館による共同研究グループが発見したそうです。金属の殻に守られた貝は外敵は歯がたたないでしょう。金属に被われているので...

続きを読む

小さな動物の話

ひさしぶりに、愛読書の佐藤さとる先生の「だれも知らない小さな国」を読んだので、小さい動物の話をします。鉛筆の上にいるのが、エクアドルで発見された新種のヤモリ「Lepidoblepharis buchwaldi」。これでも成体です。「熱帯雨林の落ち葉の中で動き回っているので、探すのは大変だった。」と「爬虫類・両生類生態学インターナショナル(RAEI)」のポール・ハミルトンが語った。何故かまた、鉛筆の上にいるのが、ボルネオ島で発...

続きを読む

長寿と不老不死の動物たち

 ひさしぶりに、手塚治虫先生の「火の鳥」を読んで長寿、不老不死について思い出した。 長生きの動物といえば、カメ。キャプテンクックがトンガ国王に送った188歳のホウシャガメのトゥイ・マリラ(Tui Malila)や(写真はイギリス王室とトンガ王室とそのホウシャガメ)189歳のアブラルタゾウガメが有名だが、(非公式では、Addwaityaの250歳。)それ以上に長生きの動物といえば貝。数年前、英バンゴー大学がアイスランド沖...

続きを読む

これは?(1)-ムーミン?

ムーミンを、ついに見つけた!初めて買った英語の本は、ペーパーバックの「ムーミン谷の彗星」という本でした。長い間、ムーミンを探していました。ムーミンは、いると信じていました。あれ?正面から見ると豚?実は、深海に住むサメハダホウズキイカ科のゴマフホウヅキイカ(Helicocranchia pfefferi)です。発色すると、こんな感じです。(続く)...

続きを読む

これは?(2)-ババヘラアイス?

これは、イベント会場でよく見かける、秋田名物ババヘラアイス?1953年頃より、秋田で、地元農家の「ババ(秋田弁でおばあさんの意味)」が、空いた時間にアイスを売り歩いたのが始まりだそうです。国道沿いやお祭り、イベント会場で見られ金属製の専用ヘラを使ってアイスを盛ることから、「ババヘラ・アイス」と呼ばれています。シャーベットのような食感で、定番は、イチゴ風味の「ピンク」とバナナ風味の「黄色」の2色アイ...

続きを読む

これは?(3)-使徒?

これはエヴァンゲリオンに出てくる使徒?踊っている?地上に舞い降りてきた天使?妖精?では、裏から見ると漫画の「デビルマン」に出てきた「シレーヌ」?実は、英国に生息しているトリバガ科のWhite Plume Moth(Pterophorus pentadactyla)という、2-3cmの小型の蛾です。6月から7月の夕暮れに、草原や庭を飛び回っているそうです。(続く)...

続きを読む

これは?(4)-かえるの王様?

これは?アニメのキャラクター?もしかして、ピノキオの『ジミニー・クリケット』?カエルの王様?少し怒っている?答えは、南米熱帯雨林に生息するバッタ目のThorny Devil katydid( Panacanthus cuspidatus)、 別名(Spiny devil katydid) です。横から見ると、角の生えた普通のバッタです。(続く)...

続きを読む

これは?(5)-海のオカメインコ?

海に住んでいるオカメインコ?角度を変えたら?陸に住んでいる本物のオカメインコとは、少し違った。正面から見れば、眼鏡をかけたキャラクター?アニメのキャラクター?フグ?違う角度から見てみると?透明になると?何だか、ますます分からなくなってきた。実は、絶滅危惧種のキタノクジャクイカ( Taonius borealis)です。北太平洋の深海に生息し、体長は、約50cmです。足を広げると、イカに見えてきた。(続く)...

続きを読む

足し算の不思議

1から順に足していくと…不思議な関係です。1+2 = 34+5+6 = 7+89+10+11+12 = 13+14+1516+17+18+19+20 = 21+22+23+2425+26+27+28+29+30 = 31+32+33+34+3536+37+38+39+40+41+42 = 43+44+45+46+47+4849+50+51+52+53+54+55+56 =57+58+59+60+6...

続きを読む

これは?(6)-乾燥したエイリアン?

これは、何?乾燥したエイリアン?怪獣?人魂?面妖な妖怪?答えは、有明海に棲むスズキ目ハゼ科のワラスボという魚。以前、大牟田市にあったテーマパークの「ネイブルランド」の水族館で初めて見て、面白いと思いました。有明海の固有種で、干潟の泥中に巣穴を掘って生息し、潮が満ちると海中に泳ぎだし、小魚・貝類・甲殻類などを食べるそうです。仔魚は、普通の魚の顔をしていて、目と水平に開いた口ですが、成長するにつれ目が...

続きを読む

これは?(7)-海の悪魔?

これは、悪魔?人面魚?こびとづかんのカクレモモジリ?シーマン?正解は、英国「醜い動物保存協会」による新マスコットを決める投票で、堂々の一位に輝いた、深海魚のカサゴ目ウラナイカジカ科のニュウドウカジカ(Psychrolutes marcidus)。ニュウドウカジカの名前の由来は、顔がお坊さんのように見えたので、入道カジカと名づけられたそうです。600-1200mの深海に棲むので、深海の強い水圧に耐えれるように、体は柔らか...

続きを読む

これは?(8)-針金で作った虫?

これは、何?針金で作った?正面から見ると答えは、大きさは5cm位のバッタ目キリギリス科ツユムシの仲間のサルオガセギス(Lichen Katydid:学名 Markia hystrix)です。中南米の熱帯雨林地帯の雲霧林に生息しています。完全草食系のサルオガセギスは、地衣類のサルオガセとそっくりに擬態して、外敵の目から逃れ、サルオガセなどの地衣類を食べています。(続く)...

続きを読む

これは?(9)-留め金の付いている道具?

これは、何?留め金の付いている道具?蛇?答えは、クロスキバホウジャク(hummingbird hawkmoth)という蛾の舌です。蜜を吸いやすいように、舌はぎざぎざしていて、二股に分かれています。留め金みたいに見えるのは、味を感じる所です。ちなみに、鳥のメジロの舌も、花の蜜を吸いやすいように、筆状になっているそうです。メジロの舌(続く)...

続きを読む

これは?(10)-海の街灯?

これは、何?インテリア?電灯?実は、深海2200-3000mの のブラックスモーカー周囲に、生息する高さ50cm位の海綿動物のPING PONG TREE SPONGE (chondrocladia lampadiglobus)です。海流によって漂ってきたプランクトンを、ピンポン玉の形をしたスポンジ部分で捕食しているそうです。(続く)...

続きを読む

これは?(11)-スネ夫?

これは何?アニメのキャラクター?ドラえもんに出てくる骨川スネ夫?実は、カメムシ目のアカハネナガウンカと言います。成虫は、体長5mm位で、10mmと体長より長い透明な翅が特徴です。イネ科の雑草の汁を食べるそうです。ススキの葉に止まっているのを、時々見かけます。(続く)...

続きを読む

これは?(12)-寄生獣?

これは、何?怪獣?寄生獣?毛の生えた怪物?実は、一般にはゴカイ類と呼ばれることが多い多毛類のウロコムシ科の一種で、Eulagisca gigantea だそうです。南極の海底に棲んでいるそうです。その恐ろしい顔は、普段は体の中に埋めているそうです。だから、顔を見る為には、体から顔を押し出します。危険を感じるとウロコをすぐに落とすため、完璧な標本は無いそうです。次こそ怪獣?実は、Eulagisca gigantea と同じウロコムシの...

続きを読む

これは?(13)-海のハエトリグサ?

これは、何?2010年4月20日夜、メキシコ湾沖合80km、水深1522mで、海底油田掘削作業中だったトランスオーシャン社が管理する石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」で、技術的不手際から、掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、海底へ伸びる掘削パイプが折れて、約78万キロリットルもの大量の原油が、メキシコ湾へ流出し、被害規模、数百億USドルと言われている事故がありました。その...

続きを読む

これは?(14)-地獄の王様?

これは、何?地獄の王様?実は、太平洋、大西洋、インド洋に分布し、長い和名で有名な、ジョルダンヒレナガチョウチンアンコウ(Caulophryne jordani)という水深1000m以上の深海に棲むヒレナガチョウチンアンコウの仲間です。体長は雌では20cm位だそうです。アンコウに特徴的な発光器官を持たず、長いヒレで、餌の魚などを捕らえているそうです。お腹は、沢山食べ物が入るように大きくなっています。乾燥するとこんな感じ...

続きを読む

猫が好きなゴリラの話(1)

1971年7月4日、アメリカ合衆国サンフランシスコの動物園に、一頭のメスのローランドゴリラが誕生しました。名前は、『ココ(Koko、本名Hanabi-ko)』。本名は、日本語が由来で、「花火子」と書きます。これは『ココ』の誕生日が、アメリカ独立記念日にあたり、アメリカ独立記念日の時に、アメリカ各地でみられる記念花火から、ついた名前だそうです。生後3ヶ月の時、重い病気にかかり、親元を離れて、人間が育てる事になり...

続きを読む

猫が好きなゴリラの話(2)

『パターソン』博士は、『ココ』にたくさんの絵本を読み聞かせていました。『ココ』は、特に、「長靴を履いた猫」と「3匹の子猫」という絵本と猫の写真集がすごく気に入って、お気に入りの絵本「3匹の子猫」。猫の絵本を読んでいる所。12歳の誕生日のプレゼントに、ネコをおねだりしたそうです。ゴリラに子猫が飼育できるか、死なせてしまうのではないかと心配されたので、おもちゃのネコをプレゼントしましたが、『ココ』は、...

続きを読む

猫が好きなゴリラの話(3)

親に育児放棄され、ケアーン・テリア犬に育てられた3匹の子猫が、『ココ』のもとに、連れて来られました。すると、『ココ』は、しっぽのない1匹を選び、『ALL BALL』という名前が付けられました。『ココ』は、抱きかかえたり、体を舐めたりして、可愛がりました。『ALL BALL』を抱きながら、「やわらかい 良い 猫」と手話をしていました。でも、『ALL BALL』が噛みついたり、身を振りほどいて逃げ出したりすると、「いやな 猫」...

続きを読む

猫が好きなゴリラの話(4)

『ALL BALL』が死んで、しばらくして、心理学の研究者の『ムーリン』が、手話で、『ココ』と話したそうです。『ムーリン』が「このゴリラのぬいぐるみは生きているの、それとも死んでいる?」と聞くと、『ココ』は、「死んでいる さようなら。」と答えたそうです。そして、『ムーリン』は、「ゴリラは死ぬ時、幸せ?悲しい?それとも怖い?」と聞くと、『ココ』は、「眠る。」と答えたそうです。次に、『ムーリン』は、「ゴリラは...

続きを読む

猫が好きなゴリラの話(5)

新しく来た子の名前は、『SMOKY』。名前の由来は、毛が煙の色をしているからだそうです。『ALL BALL』の兄弟だそうです。『SMOKY』だから、たばこの煙を出すジェスチャーの手話をしています。『SMOKY』は、毎日、『ココ』やスタッフについて回り、なでたり毛づくろいして欲しいとせがんでいました。また、敷地のホリネズミの数を減らすのに、貢献していたそうです。毎晩『ココ』を見回った後、オフィスに上がって夜間の仕事をして...

続きを読む

猫が好きなゴリラの話(6)

猫好きなのは相変わらずで、今でもスタッフの飼い猫や動物愛護団体の猫たちから、時々、訪問を受けています。誕生日には、必ず猫が遊びに来るそうです。『Ms. gray』が遊びに来ました。頭に猫を乗せるのが好きなので、『Ms. gray』を乗せているところ。『Ms. Gray』、『Ms.Black』とおもちゃで遊んでいる。日本の上から目線の愛護団体が、この事を知ったら、目くじらを立てて、非難すると思います。『ココ』は、アメリカで育ってい...

続きを読む

酒飲みの祖先

先日、久し振りに獣医師会の会合に出席して、ビールを飲んだ。久し振りのビールだったので、美味しかったです。ビールで、“ヤシのビール”を好む小型哺乳類の事を思い出しました。マレーシアに生息する原始の霊長類と近い関係にあるハネオツパイは、発酵したヤシ「ブルタム」の“ビール”(ビールと同じ位の3.8%ほどのアルコール分)を常習的に飲んでいるそうです。このヤシの果汁生産の最盛期には、醸造所を思わせるような強いアル...

続きを読む

これは?(15)-うんぺい?-mantis(1)

これは、秋田のスーパーでよく見かける和菓子のうんぺい?実は、タンザニアなどのアフリカに住むカマキリの、アフリカメダマカマキリ(Pseudocreobotra wahlbergii)です。全長4cm位で、4-8カ月で、成虫になり、成虫の寿命は、1-2カ月です。ちなみに、ジャワなどのアジアに住むコモンフラワーマンティスや、マレーシアなどのアジアに住むヒョウモンカマキリも羽に模様が付いています。(続く)...

続きを読む

これは?(16)-折り紙?-mantis(2)

これは、枯れ枝?絵画?折り紙?もう少し近くで見ると、違う角度で見ると、何か分からなくなります。色が違うとこんな感じです。もう少し近くで見ると、新世紀エヴァンゲリオンに出てくる使徒?以前、朝日新聞で、ある男の子が、幼虫から大事に育てたカマキリとの別れが、近づいてきたので、男の子はバイオリンを弾き、天国のおじいちゃんによろしくねと言って、涙を流したという話を読んだ事がありますが、名前は、ヨウカイカマキ...

続きを読む

これは?(17)-ゴースト?-mantis(3)

降霊術をしている所?そして、妖怪が出た?でも、大きく見えるけど、全長5cmと、意外と小さい。「幽霊カマキリ(Ghost mantis)(Phyllocrania paradoxa)」と言って、名前にインパクトがあります。アフリカおよびマダガスカル島に、棲息していて、コウロギなどの昆虫を食べるそうです。大きい方がメスで、小さい方がオスです。ちなみに、日本では、カマキリが、前脚を持ち上げて待ち伏せする姿が、祈っている様に見える事から...

続きを読む

これは?(18)-生きている枝?-mantis(4)

これは何?つる性植物?小枝?近寄って、顔をみると、エイリアン?実は、東南アジアに棲息する「オオカレエダカマキリ(ドラゴンマンティス)( Paratoxodera cornicollis)」です。脚は、細く、顎も小さく、鎌も細く、華奢に見えますが、体長約20cmの世界最大のカマキリです。胸部、脚などの部分に緑色の葉みたいなものが付いて、枯れ枝に擬態した姿で獲物を待ち伏せて捕食するそうです。大きな細長い体が、龍のように見える...

続きを読む

これは?(19)-枯葉?-mantis(5)

枯葉?実は、マレーシアに棲息する、ヒシムネカレハカマキリ(Deroplatys lobata)と言います。枯葉のような姿をしています。名前の由来は胸がひし形をしているからだそうです。威嚇のポーズ普通の時はこんな感じ。交尾風景で、上にいるのがオスで、下にいるのがメスです。メスは卵がかえるまで大切に守るそうです。似た種類に、マレーシアに棲息する8cm位のマルムネカレハカマキリ ( Deroplatys Truncata)がいます。(続く)...

続きを読む

これは?(20)-ダンサー?-mantis(6)

これは、ダンサー?実は、アフリカに住んでいる、体長13cm位のニセハナマオウカマキリです。葉っぱの上で、ポーズを決める英語では、「devil's flower mantis(悪魔の花蟷螂)」と言います。強そう。成虫は、派手ですが、幼虫は、枯れ葉などに擬態しているので、地味な茶褐色です。(続く)...

続きを読む

これは?(21)-アリ?-mantis(7)

アリ?実は、東南アジアに生息しているAsian ant mantis(Odontomantis planiceps)と言います。幼体の頃は、アリに似ていますが、大人になると、こうなります。カマキリと言えども、幼体の頃は弱く、捕食者動物に襲われる可能性が高いので、熱帯アリは、有名なヒアリ(殺人アリ)のように、刺す咬むなどの攻撃が強く、捕食者が避ける可能性が高いので、アリに擬態して、捕食を回避するためのベイツ型擬態と考えられています。でも...

続きを読む

これは?(22)-花?-mantis(8)

花?実は、中央にいるのは、東南アジアに生息するハナカマキリ(Hymenopus coronatus)の幼虫です。今まで、ハナカマキリの幼虫は、その外見に注目され、周囲の花にそっくりな姿をすることで、獲物に気づかれないように身を隠して、獲物を捕るだけの攻撃擬態(ペッカム型擬態)だ と考えられていました。しかし、派手な見た目以外にも、驚くべき方法を、持っている事が最近分かりました。ちなみに、ハナカマキリの初齢幼虫は、赤と...

続きを読む

これは?(23)-透明?(1)-mantis(9)

大学院(伝染病教室、微生物教室)を卒業する少し前から、松島水族館に勤務しました。魚や動物の事は、飼育係から教えてもらいました。でも、獣医師は、学校を卒業しても半人前で、先輩獣医(お師匠さん)から指導を受けて、初めて1人前の獣医になります。松島水族館の1代目獣医だったので、お師匠さんを探しました。宮城県は、優しい人が多く、すぐに師匠は、見つかりました。ちなみに、宮城県は優しい人が多く、例えば、車を運...

続きを読む

これは?(24)-透明?(2)-日本の虫

透明な翅を持つ虫として有名なのは、日本に生息しているジンガサハムシ(Aspidomorpha indica Boheman)です。ヒルガオの葉を食べているですが、体長が、約8mmなので、よく観察しないと見つけられません。他には、きれいな花を咲かせますが、葉や茎を揉むと屁糞のような悪臭があることから、ヘクソカズラ(屁糞葛)と名前のついた雑草があります。ヘクソカズラの葉の表面が白くなっていれば、この裏側にほぼ間違いなく見られる東...

続きを読む

これは?(25)-透明?(3)-蝶

透明な翅として有名なのは、メキシコから南アメリカ大陸にかけて、生息する約320種いるタテハチョウ科:マダラチョウ亜科:トンボマダラ族のトンボマダラチョウで、Greta andromica や、Pteronymia artena  など、トンボマダラチョウの仲間の多くは、翅が透明で、Dulcedo polita は、角度により、光を反射します。Cithaerias pireta も、角度により、光を反射します。このように、トンボマダラチョウの仲間の翅は、鏡のよう...

続きを読む

これは?(26)-透明?(4)-mantis(10)

カマキリは、研究者により数の開きはありますが、全世界で2千種前後と言われています。透明なカマキリを、八木山動物公園のK獣医の得意なマニアックな分野の情報を探していると、ついに見つけました。また、脱皮殻?でも、よくみると、Glass Mantisの脱皮風景でした。脱皮した後をよく見ると、今回は、脱皮殻ではなく、体が透明なカマキリGlass Mantis(Sinomantis denticulata)でした。中国に生息しているそうです。何と、体が...

続きを読む

これは?(27)-輝く虫(1)-mantis(11)

この輝くのは?東南アジアに生息するカマキリ界の中では一番美しいと言われているケンランカマキリ(ハンミョウカマキリ)( Metallyticus splendidus)と言います。カマキリの中でも特に原始的な種類で、ゴキブリとカマキリの祖先は同じで、ゴキブリに近いと言われていて、前胸が短く、樹幹を迅速に走り回る様子は、ゴキブリに似ているそうです。(続く)...

続きを読む

これは?(28)-輝く虫(2)

これ金細工?ブローチ?実は、オーストラリアに生息しているコガネムシのgold christmas Beetle(Anoplognathus aureus)で、オーストラリアのメルボルン動物園で、研修していた時に、学芸員に教えてもらいました。初めて見た時は、その輝きにビックリして、学芸員に大丈夫かと言われるまで、しばらくじっと見つめていました。でも、実物の輝きを見れば、時間を忘れて、誰でもじっと見つめると思います。裏も輝いています。でも...

続きを読む

最新記事

プロフィール

ムーミン

Author:ムーミン
生まれは、福岡、
育ちは、大阪、
現在、秋田市で、
動物病院を開院。

長年、
水族館・動物園で、
獣医師として勤務していました。

短期間ですが、
犬猫行政、
食品衛生業務も
しました。

その後、
長年、
東北・沖縄の
動物病院で勤務しました。

祖先は、醍醐源氏の末裔で、
福岡県八女市黒木の
猫尾城の城主を
していました。
詳しくは動物病院HPで。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

高校時代、
筆記試験の時は、
事前に、関連事項まで詳しく調べて、
時には、歴史の時は、
現地調査までしていたので、

回答欄のスペースでは、不足したので、
裏まで、時には2枚目の白紙をもらい、
ぎりぎりまで書いていました。

そのため、高校の時は、
歴史や生物のテスト用紙が配られる時、
あらかじめ、自分だけ白紙が、
2枚配られていました。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、話し言葉などは、
意訳の場合もあります。

リンクはフリーです。

知らせてもらえれば、
嬉しいです。

検索フォーム